三寒四温の今日この頃、間違いなく春は目の前に近づいています。天気のいい日にはカメラを持ってお散歩やピクニックに出かけたくなりますね。春は春らしい”さわやかな写真”を撮っておきたいものです。

今回は「春の風景写真を撮ろう」というお話です。


【春の風景】

春と言えば花のある景色を思い浮かべます。春に咲く花と言えば桜だけでなく、菜の花やハルジオン、ネモフィラなどの野花やチューリップやヒヤシンス、アネモネなどの鑑賞用の花も花壇や植物園でよく目にします。いずれも色鮮やかに可愛らしく咲いています。

公園に行けばファミリーやカップルが新緑に囲まれた野ばらにシートを敷いてピクニックをしています。にぎやかに走り回る子供たちの姿もまた、春のにぎわいを実感するシーンではないでしょうか。

 


【花のある風景を撮る】
春の草花は「ふんわり」「さわやか」「カラフル」なイメージがあります。それらキーワードを踏まえて写真を見ていきましょう。

①ふんわり/さわやかなイメージ
適正露出±0からプラス補正して明るく撮ろう。

●プラス補正した花

●手に取って演出する

どんよりとした曇りの日でも明るく撮ることで春らしい”さわやか”なイメージになります。表現は自由です。どう演出するかも写真の醍醐味ではないでしょうか。

②カラフルで彩豊かなイメージ
画面いっぱいに大胆なフレーミングで撮ろう。

●一面にチューリップ

●一面にネモフィラ

ただでさえカラフルで綺麗な春の花。大胆に画面いっぱいに切り取っても画になります。パンフォーカスでもいいし、なだらかなボケ感を表現してもいい感じに仕上がります。パターン構図の面白さもありますしね。

●前ボケでカラフルを演出

奥のチューリップにピントを合わせて、手前に他の色のチューリップを”前ボケ”として使ってもカラフルで賑やかな演出ができます。

*前ボケの作り方はこちら↓
https://ameblo.jp/stereo-gn-ryoma/entry-12537821903.html


【ハイキーで風景を撮る】
花だけでなく目に留まる風景をプラス補正して”ハイキー”で撮ると春らしい「さわやかな風景写真」に仕上がります。

●公園で遊ぶ子供

●公園で寄り添うカップル

●新緑の木々もハイキーで

春のポカポカした陽気もハイキーにすることで表現できます。「少しやりすぎかな。。。」と思うくらい大胆にプラス補正するとちょうどいい感じに仕上がります。

*ハイキーに関する記事はこちら↓
https://ameblo.jp/stereo-gn-ryoma/entry-12547172345.html


【春の風景写真を撮ろうまとめ】
春の風景と言えば花のある風景
●花をプラス補正して”ふんわり”さわやかに撮る
●花を画面いっぱいに切り取ってカラフルに撮る
●色の違う花を前ボケに使ってカラフルに撮る
●ハイキーで撮ると春らしいさわやかなイメージになる
ハイキーはやりすぎくらいが丁度いい



*カメラ講座のURLはこちら↓
【詳細】 https://stereo-gn.com/photo