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「階調補正」を使ってダイナミックレンジを広げる
明暗差(輝度差)の大きいシーンでは、どうしても”白飛び黒つぶれ”を起こしてしまいます。
カメラには表現できる明るさの幅(ダイナミックレンジ)が思っている以上に”狭い”からです。
そんな時に役立つのが「諧調補正」です。
今回は「階調補正を使って階調幅を広げる」というお話です。
*白飛び/黒つぶれに関する記事はこちら↓
https://ameblo.jp/stereo-gn-ryoma/entry-12552728624.html
【階調補正とは】
*階調補正:明暗差(輝度差)の大きいシーンでは表現できなかった部分を表現可能にする機能。
つまりカメラが自動で白飛び、黒つぶれを補正してくれる機能です。
(階調補正/Dレンジオプティマイザ/アクティブD-ライティング/階調AUTOなどメーカーによって呼び名は様々)
【階調補正で写真を撮る】
それでは実際に「階調補正機能」を使って明るさの幅(ダイナミックレンジ)を広げてみましょう。
①明るい部分に露出を合わせた写真(黒つぶれ)
②暗い部分に露出を合わせた写真(白飛び)
写真①②を見てみるとやはり、明るいところに露出を合わせると暗い部分はより暗くなり、
暗いところに露出を合わせると明るい部分はより明るく飛んでしまいます。
カメラの明るさの幅は本当に狭いのです^^
③階調補正した写真
写真③では明るい部分が落ち着き、暗い部分が持ち上がったので全体的に”見やすく”なりました。
【階調補正の注意点】
階調補正で撮影するときの注意点が2つあります。
1、測光モードは「評価測光モード」にする
→画面全体を総合的に見る測光モードでないと明暗を補正できないので。
2、階調補正が強すぎると不自然に見えてしまうことがある
→不自然な時はさらに微調整すること。
【階調補正でハイキー撮影】
ハイキー撮影など極端に明るく撮りたい時は”白飛び防止”のために階調補正をかけよう。
直射日光の外のビルや窓付近は仕方ないが、室内の白飛びしていた部分は若干抑えられたので
大胆な露出補正も落ち着きが出て見やすくなりました。
【夕景は階調補正OFFにする】
夕焼けの空は”明と暗の対比”がドラマチックな表現を生みます。
こういう明暗差の表現では影の部分が立体感を生むので、下手に階調補正すると立体感がなくなり迫力が欠けます。

夕景は階調補正なしでダイナミックに撮影しましょう!
【階調補正を使って写真を撮るまとめ】
●階調補正:カメラが自動で白飛び、黒つぶれを補正してくれる機能
●カメラの表現できる明るさの幅(ダイナミックレンジ)は狭い
●階調補正では「評価測光モード」にする
●階調補正が強すぎると不自然に見えてしまうことがある
●明暗の対比がいい感じのシーンでは階調補正OFFに!
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