こんにちは。

 

音楽を通して幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。

 

 

前回のブログでは

 

ある園でのマーチング指導の

 

第一回目の活動内容の一部についてお話しました。

 

 

 

 

 

 

今回はその次におこなった内容をお話します。

 

 

 

参考迄に

 

時期的に毎年この時期に

 

Stepのブログでは

 

こちらの記事アクセスが上昇します。

 

こちらも合わせてご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では本日の本題に入りましょう。

 

 

前回の活動で

 

子ども達はいくつかの動画を鑑賞しました。

 

(動画の内容や目的についての説明は

 割愛させていただきますので 前回のブログでご覧下さい)

 

 

次の活動は

 

子ども達には

 

 

「マーチングごっこ」

 

 

と表現していますが

 

主に鼓隊でしようする打楽器の楽器遊びと

 

ドラムメジャー(以下DM)が使うバトンを

 

学年全員の子ども達が触れ

 

体感してもらう活動です。

 

 

 

その方法は

 

事前に先生方は

 

広いスペースの四か所に

 

間隔を空けて机を置き

 

以下の楽器をそれぞれの机に置きます。

 

・大太鼓

・小太鼓

・タムトリオ

・シンバル

 

のコーナーを設置しておきます。

 

(出来れば2組ずつ追いた方が

 その場で直ぐに適応出来ない子どもも

 お友達の模倣が出来るので緊張を軽減することが出来ます)

 

 

子ども達が集まったら

 

私が鼓隊で演奏する楽器について

 

名前や叩き方の説明をし

 

実際に音を出し響きを聴いてもらいます。

 

 

 

その後 子ども達は

 

学年全体を4つのグループに分かれ

 

それぞれの楽器コーナーの前に並びます。

 

 

そこで楽器毎に

 

叩いて欲しいリズムを伝えます。

 

 

 

その内容は

 

・大太鼓 → 全音符で4拍毎に叩く

 

・小太鼓 → 左右の手のスティックを交互に使い

         4分音符で1拍毎に叩く

 

・タムトリオ → 左右の手のスティックを交互に使い

          ミドル(右側)を4分音符で2回

          とロウ(左側)を4分音符で2回叩く

   

 ※”マーチングごっこ”はみんなが緊張無く楽しく楽器に触れるよう

   この時 タムトリオのハイ(正面の一番小さいタム)は

   子ども達の課題には入れません

 

・シンバル → 全音符で4拍毎に叩く

 

 

以上です。

 

 

私がカウベルで4分音符でテンポを取り続け

重ねてホイッスルで

 

「ピーーーーッ ピッ ピッ ピッ 」

 

と合図を出し

 

4つの楽器の子ども達が同時に演奏します。

 

 

もちろん

 

各楽器に先生方がついているので

 

ホルダー装着を手伝ったり

 

子ども達にリズムを示したりなどをし

 

子ども達それぞれが楽しめるよう

 

サポートをします。

 

 

数小節程 演奏したら

 

次のお友だちと交代します。

 

 

並んでいる列の子ども達の演奏が全て終わったら

 

他の楽器のコーナーへと移動し入れ替わります。

 

 

これが鼓隊の楽器遊びです。

 

 

次にDMごっこです。

 

 

まず始めに私が

 

DMの役割や正しい姿勢と悪い姿勢の例。

 

 

バトンの持ち方や持たない手は腰に当て

 

バトンの先はアンテナみたいに

 

常に空(上)に向く・・・・etc.

 

 

”DMらしさ” 

 

 

をイメージさせるようなお話をします。

 

 

スティックでテンポを取り続け

 

そのテンポに合わせて

 

バトンをおでこと顎の下位の位置で上下させる

 

指揮のお手本を

 

先生がやってみます。

 

 

その後

 

各列の先頭の子ども達が

 

前に出て来て

 

テンポに合わせバトンを振ります。

 

 

数小節振ったら

 

次のお友だちを交代し

 

学年全員が実際に指揮を体験します。

 

 

 

この後

 

子ども達の感想

 

「楽しかった」

 

「ドキドキした」

 

「重たかった」

 

「大きい音でびっくりした」

 

「かっこ良かった」 ・・・etc.

 

 

子ども達が感じた気持ちを聞きます。

 

 

毎年 この活動は

 

子ども達は初めての体験に

 

緊張しながらも

 

全体的に楽しむことが出来た子が多く

 

これから始まる練習へのモチベーションもアップし

 

楽しい活動時間になります。

 

 

私達 指導する側も

 

この時間は

 

細かくリズムに合せることを指示したりせず

 

子ども達が感じた

 

それぞれの感情に寄り添い共感します。

 

 

 

こうした活動をおこない

 

最後に子ども達に

 

 

「後で担任の先生が

 

何のお当番(パート)をしたいか聞くから

 

今日 楽器やバトンを演ってみた気持ちや

 

この前 みんなで観たビデオを思い出しながら

 

何のお当番をしたいかを考えて

 

やりたいお当番の順位を

 

心の中で決めておいてね」

 

と伝えておきます。

 

 

担任は後日クラス内で

 

それぞれの子ども達の希望パートをヒアリングします。

 

 

一方

 

私達指導する側も

 

”マーチングごっこ”

 

での子ども達の様子をそれぞれメモしておき

 

指導者で検討する学年全体のパート決めの参考として

 

準備をしておきます。

 

 

 

マーチングのパート割までの流れは

 

ここまでです。

 

 

 

 

この園もStepで指導に入る前

 

子ども達は楽器に触れることないまま

 

子ども達の希望を聞き

 

先生方も普段の様子から判断し

 

パート割りが行われていました。

 

 

けれども

 

楽器遊びの活動を経た後

 

マーチングの練習を開始することの理由を伝え

 

園にご提案し

 

毎年 この流れで進めています。

 

 

 

何事も始まりは大切で

 

特に子ども達の指導において

 

 

「導入」

 

 

は結果を左右するくらい

 

とても大切なプロセスです。

 

 

 

長くなってしまいましたので

 

次のブログで

 

 

 

なぜ マーチング指導の導入で

 

”楽器あそび”

 

”マーチングごっこ”

 

の活動をおこなうのか・・・?

 

 

 

 

について

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


明日もきっといい日になりますように

 

  

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