10月1日 | 福田義明 STEP ocean sports

福田義明 STEP ocean sports

伊勢志摩「市後浜海岸」のビーチフロントにあります
ステップオーシャンスポーツのブログです
おかげさまで2024年5月で27周年を迎えました

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11/3,4日、市後浜海岸ではSUPの全日本選手権大会が開催されます。
それに伴い、市後浜を訪れるサッパーも増えていくことでしょう。

「サップ=危ない 」という風に捉えがちであるのが現状で、海の中でもサップは右端でしろ!、ここでサップをするな!、と勝手な線引きを浴びせるサーファーがいてるという事も聞いています。

しかし、どうなんでしょうか?
どんなギアであっても、周りが見えていない、危険回避が出来ない、ボードを流す、プルアウトが出来ない、それはサップだから危ないのではなく、それらの事が出来ない人が危ないのであって、それはギアの問題ではないのだと思う。
はじめから出来ないのは誰しも同じで、人混みを避け、練習を積み重ねて、初めてラインナップへ登っていく。それは私もかつてサーフィンをやり始めた頃に経験してきた事である。
時には厳しい声もあるかもしれないが、それは事故に繋がらない為に、自分の技量を弁える事は大切な事である。
恐らく世界共通のサーフィンルールでしょう。

サップだからここで入るな!とかではないという事を理解していただきたい。
エリア規制をせずに、ロングもショートもボディボードも、波乗りを楽しむ全ての人が、その日の波を共有できる事が本来の波乗りを楽しむという事だと思う。
市後浜はこれからもそうあって欲しい。

すなわち、ギアは関係なく、それぞれの自覚次第ではないか?
自分だけが楽しめたら良い、来る波 来る波手を出す、周りが見えていない。きっとどのギアに乗っても同じで、そんな乗り方しか出来ていないという事。

近年増えてきているサッパーに対して、どうこう言う以前に一度、自分自身の波乗り具合を見直してみるのも必要ではないか?
誰しも一本でも多く波に乗りたい!
その気持ちは一緒です。

しかし、その日の海のコンディションは?
波待ちのポディションは?
果たして自分の技量が追いついているのか?
冷静に、見つめ合う必要があると思う。


波乗りは人生観を変える程の魅力あるものです。
しかし、自然相手のものであり、時には大事故に繋がる事も起こりうるハードさもある。

身勝手な考えだけであれこれ批判する前に自身の波乗りを一度見つめ直してみてください。

影であれこれ言われるのは一番嫌いなので、ご意見があれば、是非お店に来て下さい。

大好きな楽しい波乗りを、
皆それぞれが理解し合っていける様に!


福田義明