ゲーミングモニター ASUS ROG Swift PG32UQ | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

2021年12月に日本発売して以来、全く価格が下がる事のないASUSの高級ゲーミングモニター、PG32UQを遂に購入した。12月にこちらの下位モデル的な位置に値するROG Swift XG32UQを買っているのであるが、色合い自体は非常に好みで奇麗なものの、説明とは異なり量子ドットではなかったので、同技術使用のMSIのものとは明確な差があり、それもあってサブモニター使用に留まっていた。

 

結局、そんな事情もあり、XG32UQを購入以降もPG32UQへの興味は尽きなかったので、Amazonポイントアップキャンペーンに合わせてとうとう購入してしまったという事である。最初はPS5の画面を映したのであるが、最初の立ち上げの画面で明確にその画質の素晴らしさが分かり、もうこれはヤバいな、と言う言葉しか出なかった。色合いからして完璧な量子ドットであり、その上ASUSの色合い自体そのものも私の好みなのだから、これはもう最高としか言いようがないレベルであった。

 

調整機能もいつものASUSのように非常に豊富であるのだが、プリセットの時点で変更する必要がないほど美しく、私が変更したのはガンマ値と色温度程度のものである。ガンマ値や彩度はMSIでは調整不可能なので、この辺りの細かさはさすがにASUSである。また、一部レビューでは解像感がいまいち、ともあったのだが、ビビッドピクセルをマックスにすれば非常に細かくなるし、実使用ではほとんど心配ないレベルであると思う。

 

オーバードライブは6段階調節可能であるが、4以上だと逆残像が目立ってしまうので、せいぜい3がいいとこだろう。そして、黒挿入機能も付いているのだが、さすがにこちらに関してはZowieのDyACには全く及ばない。まあ、そもそもそこを重視している人であればこちらは選択肢には入らないだろうから、別に気にしなくては良いとは思うが。

 

結論からして、今まで買った中でも最高峰の画質と言わざるを得ない。27インチも含めれば、NanoIPSを使用していたLGのモニターも非常にレベルが高かったのだが、それと同等レベルと言っていいだろう。まあ、さすがに発売当時からほぼ値下がらない、かつ13万と言う価格を考えたら当然かも知れないが、下位のXG32UQを買うのであれば、少し頑張ってこちらを買った方が後悔しないだろう。