ゲーミングモニター UltraGear 27GP95R-B | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

以前触れたように、4月に4K用ディスプレイとしてBenQのEL2870Uを購入したのだが、その途中からPS5とXSXをメインに使用するようになり、ほぼ完全にそれがメイン機へと移行した事となったため、ならそれらハードに相応しいゲーミングモニターを使いたい、と思うようになっていった。

 

一番候補はやはりしばらく愛用しているBenQが良かったのであるが、4K 144Hzモデルとなると12万円近くとなってしまう。当然、それだけ出すに相応しい性能はあるだろうが、正直有機ELテレビが買えてしまうほどの価格にはまだ抵抗があった。という訳で、次に目に入ったのはASUSの2機種である。こちらは8万円台前半からと4K 144Hzにしてはリーズナブルであり、特にTUFモデルの方はHDMIが2.1を含め計4つあったので、3機種所有の私にとっては最有力候補だった。

 

これに関しては町田のヨドバシで実機を見る事が出来たのだが、この時に映像の美しさで目に入ったのがLGだった。LGは以前NanoIPS使用の液晶テレビを使用しており、現在も有機ELモデルを使用しているのであるが、テレビメーカーとしては真っ先にXboxなどコンソールとの優位性を前面に押し出したメーカーであった。一応、国内メーカーでそれに関して先鞭をつけたのは東芝であったのだが、PS5やXSXとの連携にとって日本は遅れをとっていたのだ。

 

という訳で、ここに来て一気にLGが視界に入ってきた。最初はコンソール中心だし、価格を抑えるためにも60Hzでいいかなと思ったのだが、結局あとあとの事を考えれば高くても良いものを買った方が後悔はしないので、Amazonで検索した結果、最新のUltraGear 27GP95R-Bを選んでいった。


最新という事もあってレビューがなかったので、若干の不安もあったのであるが、今のところは不具合もなく非常に良好だ。HDRが暗く、これに関してはオフにした方が綺麗な事がほとんどだった。それは若干期待はずれであったものの、通常画質に関しては画質を若干赤目に調整した所バッチリ決まり、さすがにNanoIPSの威力かそれはもうため息が出るほどの美しさだった。


以前のBenQでもある程度の所までは調整出来たものの、やはりIPSとは超えられない壁があるものだと実感したものだ。他の性能に関しては、黒挿入機能こそないものの、シューティングゲームも十分に出来るほど応答速度も速く、OSDも使いやすいし、そしてスピーカーは積んでいないものの、外部スピーカーの音に関しても従来のモニターより心なしか良く感じるなど、やはり9万円以上するモニターだけあって完成度が高いと感じだ。

 

以前のモデルに関して、半年後に赤線が入ったとか、少々怖い不具合が見られるのが若干不安を煽られるものの、それよりか2年後のモデルである以上改良されている事を願う。それを除けば、とても完成度が高いモニターではないかと思う。