もう5年前になるんだけども、
未だに印象に根強く残る書き込みがあるのでここで紹介。
元スレは
【プロレス】「週刊ゴング」廃刊決定…来週発売号で40年の歴史にピリオド
より。
[02/28]365 名前:名無しさん@恐縮です mailto:sage [2007/03/01(木) 00:32:42 ID:bQR0Ygzs0]
高校時代
木曜の朝だけ誰よりも早く学校へ行って
教室で週プロを読んでいた。
俺の他にもう一人そんな男がいた。
俺たちは朝からプロレスを語り合った。
今、俺はサラリーマン
そいつは大学を中退してプロレスラー&フリーターになった。
最近は年賀状のやり取りしかしていない。
正直言うと俺は会うのが怖い。
なぜならあいつは一寸の曇りもなく輝いているから。
人生は金じゃない、浪漫だよ
384 名前:名無しさん@恐縮です [2007/03/01(木) 00:41:16 ID:iOft7Ilu0]
>>365
それいえてる
俺も劇団員の知り合いいるんだが金なんてないんだよ
ただ輝いてる・・・
老後なんて深く考えてないんだと思うけど人生の生き方っていろいろあると実感
充実してるんだと思うよ
活き活きして生きてる人ってこうなんだと思った。
407 名前:名無しさん@恐縮です mailto:sage [2007/03/01(木) 00:58:03 ID:bQR0Ygzs0]
>>387
コピペじゃないよ
好きなことを好きなだけやってるやつが人生の勝者だよ
俺がガキの頃は、
まだ馬場や猪木が一線で活躍しており、
テレビも見やすい時間帯、
特に新日本は金曜8時と言うまさにゴールデンの中のゴールデンだった。
もちろん、
力道山によってプロレスが創設された頃から、
常に八百長だ、ショーだ、と言う批判はあった。
しかし、批判はありつつも、
長きに渡り高視聴率番組の筆頭であり、
俺が見始めた頃はすでに下降線を辿って言ったものの、
それでも15パーセント前後は維持しているほどの人気番組であり、
馬場、猪木は別格としても、
第2世代にあたる鶴田、藤波、そして長州らは、
一般層にも「普通に」その名が知れ渡るほどの有名人だった。
なかなか若い人たちにはピンとこないかも知れないけども、
恐妻家として知られる「ジャガー横田」が未だにテレビに出られるのも、
当時の絶大なる知名度があったからこそで、
その辺りからしても当時のプロレスラーの認知度の高さが分かっていただけるかと思う。
しかし、88年にゴールデンを外されると、
その認知度は下がる一方、
90年代に入り息を吹き返すものの、
末期にはK-1、PRIDEなどの台頭、
そして2001年のミスター高橋の暴露本によって、
もはや「好きな人が好きな時に見ている」程度の
マニアックな1ジャンルに成り下がってしまった。
まあ、東スポや専門誌を読んでいない人は、
まったくと言っていいほどまともな情報を掴めなかった90年代に比べると、
今ではネットで、極稀にYahoo!の1面にもなる事があるから、
そういう部分では多少は改善されたかも知れないんだけども、
それでも世間一般の話題に上る事はほぼ皆無、と言っていいだろう。
だからと言って、
時には命を失う事もありえるプロレスの危険さに変わる事はないし、
それでいて儲けも薄い、
さらに世間一般からの偏見はまず消える事がない、
つまりプロレスラーになるメリットがほとんど見出せない訳なんですよ。
それでも、
未だにいくつの団体があるのか把握出来ないぐらい、
日本には無数の団体が存在するし、
彼ら彼女らはアルバイト生活を強いられながらも、
プロレスラーでいることを諦めようとはしない。
だから、はたから見ればどうして
今の時代プロレスラーなんて?と思うかも知れないんだけども、
でもそんな世間の名誉やお金よりも、
ひたすら好きな事を追求してやまないその姿には、
どんなお金持ちや有名人よりも、格好良いと思えるんだよね。
もっと世の中には堅実な生き方も存在するはずなのに、
あえて好きな道をとことん追求する馬鹿馬鹿しさ、
そんな思いが前述のコピペを読んでいる最中に込み上げて来て、
思わず目頭が熱くなってしまったものだった。