当時、グループクラスではアンジェリーナと会えるのが楽しみ、
なんて事を書いたんだけども、
実際は休みがちだったため顔を合わせたのは数回程度だった。
一度、罰ゲームでクラスメイトの印象を、
ノートに書いて読み上げる、なんて事をやらされたんだけども、
その時もせっかくちゃんと書いたのに、
結局本人の前では読めずじまいだった。
そうこうしているうちに、
時間の都合でクラスを変えられ、
さらにバッチメイトのRosaまで朝に移動してしまった。
その後に新たに加わったのが、
ジェニファーと言うそこそこ可愛い感じの韓国人だった。
まあそれは良いんだけども、
テンション的にちょっと不思議ちゃんみたいな所もあり、
正直な所どうやって接すれば良いのか、と思ってしまった所もあった。
しかし、彼女もそれなりに日本文化に興味を持っていたみたいで、
坂本龍一氏のファンだ、と言う事も言っていた。
実はそれより少し前、
YMOのSolid State Survivorや、2枚組のベスト盤を買ったりしていて、
もちろんフィリピンに居た頃もしょっちゅう聞いていたから、
多少なりとも彼の楽曲への知識はあった。
結局そこまで話を持っていく事が
出来ずじまいんだったんだけども、
前述のように多少とっつき辛さがあったものだから、
まあいいや、みたいな感じだったと思う。
ただ、俺はそうでありながらも、
彼女自身は非常に良くしてくれ、
何故か俺のリアルネームにも興味を示し、
学校内では珍しくそれで呼んでくれたうちのひとりだった。
また彼女は7月から12月、
校舎を変えつつ半年間の留学、
さらに休みがちな韓国人の中では
珍しく毎日授業に出席もしていたものだから、
非常に真面目で勉強熱心な子でもあった。
その後自分もクラスを変えてしまうので、
結局2週間ぐらいしか一緒になれず、
後は食堂でたまに顔を合わせる程度だったんだけども、
クラスを変えた直後は何か寂しそうな感じで話しかけられてしまったので、
それは今でも心苦しい瞬間でもあった。
そんな思い出もあり
今でも印象に残っている生徒の一人だったんで、
FACEBOOK使っていないかちょくちょく探しているんだけど、
未だに見つからないので多分やっていないのかも知れないね。
それは非常に残念な事ではあるんだけども、
やっぱり今でも忘れ難い思い出のひとつでもあるので、
いつかは再び交流出来れば良いな、と思うのです。