回想15・ゲーム事情 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

当時のブログを見返してみると、
近所のコンビニでゲーム雑誌を買った、と記してあった。

日本ほど雑誌は多くは置いてはいなかったんだけども、
とりあえず何かしら英語の本が欲しかったものだから、
若干高かったものの一番分かりやすそうなこれにした。

いくら物価が安いとは言っても、
さすがにゲーム機の価格は日本と大差ない、
モノによっては高いものもあるぐらいだから、
自分らにとっては50インチのプラズマテレビを買うのと同じぐらいの感覚だと思う。

だから一般庶民にとってはとても手が出ない範囲なんだけども、
それだけにゲーセンやネットカフェが日本よりも盛況で、
さらに日本では絶対に買えないもの、
つまりイリーガルなものがそこら中に氾濫しているから、
ゲームに触れる機会そのものは多いとは思う。

まあ現地の事情はそんな感じなんだけども、
雑誌に関しては意外と難しい単語が多く、
なかなか読むのに一筋縄ではいかないものだった。

日本でもXbox360のソフトをたまに買うぐらいで、
後はレトロゲームしか分からないし、
何で予想以上に楽しむ事は出来なかった。

また日本からはPSPを持ってきたつもりだったんだけども、
なんとACアダプターだけ持ってきて、
肝心の本体が入っていない、と言う前代未聞の致命的なミスを犯してしまい、
気が付いた時には後の祭りだった。

もちろん現地で調達する事も可能だったんだけども、
日本円で3万2千円ぐらいしたし、
さらに俺のはCFW搭載済みになっているから、
結局3ヶ月間PSPには触らずじまいだった。

なんで、
ネットブックにあらかじめ入れておいたMAMEなどのEmulatorで、
気分転換したい時などにたまにプレイしていました。

もちろんジョイスティックなど持って来れないので、
十字キーでやらざるを得なかったし、
十二分には楽しめなかったんだけどね、
まあそれでもないよりはいいかな、と言う感じだった。

DVDプレイヤーも持ってきたし、
勉強やネット以外にも一応楽しみはあったものだから、
物凄く退屈、と言う訳でもなかったんだけども、
やっぱりまだしばらく孤独感は続いていたのです。