アドミラルティの駅の本屋にて目にしたものは、
それは大量に平積みされた、
日本のファッション詩やら芸能誌でありました。
香港人の知り合いの方が、
大量の日本の雑誌や書籍の画像をアップロードしているのを見て、
こんな沢山のものをどうやって購入しているのだろう?と
ずっと不思議に思っていたんですよね。
それがまさか何の変哲もない普通の本屋にて、
まさしく「普通に」買えるものだとは予想だにしなかったものだから、
それを目の当たりにした時はさすがに驚いたものです。
これが台湾だったら、
もう日本大好き!って言うイメージが定着しているから、
そこまで驚きはしないかとは思うんだけど、
正直香港にはそういうイメージがなかったものだから、
余計に意外に感じてしまったんだと思う。
香港なんて世界有数のグローバル都市で、
英語も通じて世界的な俳優も生み出して…
そういう意味では東京をも上回っている都市でもあるのだから、
そんな所に住んでいる人たちが、
日本に興味を持つ、って言うのがどうしても想像出来なかったんですよね。
もちろんMTRには必ずと言っていいほど、
PSPを持っている人たちを見かけたし、
そういう分野においての影響力はさすがだな、とは思いましたけども、
別にそれは香港に限った訳でもないしね。
ラウからもすでに、
「香港人は日本が好きですよ」と言われてもいたし、
もちろんマカオや深センなどに続き、
東京や大阪の旅行ガイドも目に付く場所にあったから、
実感していても全然おかしくはなかったんですけどね、
それでも台湾ほどのイメージは未だに沸かないんですよね。
近くに店員がいなかったので断念はしましたが、
と言う訳なんで「何で日本の雑誌がこんなに置いてあるんですか?」って
聞いてみたかったですよね。
にしても、これが日本だったら、
一部の特殊なお店を除けば、
海外の雑誌がずらりと並ぶ本屋なんてありえない訳ですよね。
もちろんそれは「クローズド」な国だからそれは当然なんだろうけども、
それだけにこれだけ日本に関心を持ってくれている、と言うのは
素直に嬉しく思ったものです。
しかし香港でもこれなのだから、
これが台湾だったらもっと凄いんだろうな、と思いましたね。
そんな思いにふけつつ、
そこからMTRに乗りチムシャーチョイまで戻りました。
さすがに2日目ともなれば、
それに乗るのも慣れたもんで、
広東語、北京語、そして英語のアナウンスも心地良く、
すっかり香港に馴染んだかな、って感じでしたね。
そして再び戻って来たのですが、
ホテルに戻る前にまだやり残した事があったので、
しばらく駅周辺のお店を探し回る事になりました。