香港旅行記・その10 スターフェリー | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

出来れば日曜日にも誰かと会いたくて、
フェイスブックで連絡したんだけど、
さすがに急な変更だっただけあって無理で、
ひとりで行動する事になりました。

その方が自由に行動出来るし、
好都合な面も多いので、
特に問題があるとすれば食事ぐらいなんですけどね、
まあそんな事もあり、
ホテルで朝食は取らず朝9時にそこを後にしました。

この日の最初の目的は、
映画「死亡遊戯」の重要なロケ地である、
レッド・ペッパー・レストランへ行く事。

場所は銅鑼湾、Causeway bayと言う香港島の繁華街にあって、
行くだけならMTR使えばすぐだったんだけど、
それじゃ何か味気ないから、
ここはワンチャイ地区までスターフェリーで行き、
そこから徒歩でレストランを目指す事にしていきました。

Now or never ~今は、今しかないから~

ここで分かるように、
香港では地名すら広東語名と英語名が全く違う場合がある事、
つまり英語名は広東語の英語表記とは限らない訳であり、
この辺りはいかにも「東洋X西洋」って言うのを表してるな、と感じた。

で、ホテルから歩いてフェリー乗り場まで行き、
結構レートの良い両替所などを横目にしつつ、
船が来るまで待つ事になりました。

しばらくするとドッと観光客らしき集団が訪れ、
その中には俺が一番聞きたくない言語、
そう、つまり日本語が乱れ飛んでおり、
嫌だな~と思いつつも乗船。

船なんて超久々だったんだけども、
さすがにちょっと揺れる、揺れる、
これは朝食抜いておいて良かったな、と思いつつ、
前の方の席に座りしばらく船上を堪能。

で、無事ワンチャイに到着したんだけど、
そこで今更船の真ん中は窓がなく、
見晴らしが段違いだった事を知り、
あ~これは失敗したかな、と思いつつも下船。

Now or never ~今は、今しかないから~


Now or never ~今は、今しかないから~

そのまま大通りの方へ向かったんだけども、
先ほどの日本人の集団はやはりツアー客らみたいで、
香港人のコンダクターが先導していたみたいなんだけども
それを見て俺はツアーだけは絶対にありえないな、と思った。

超危険地域とか武装地帯ならともかく、
香港のような先進国で英語も通用して、
とにかく日本並みに便利な国において、
何で日本人と一緒に行動して、
決められたルートを回って、
まともに現地の人とも交流する事もない、
みたいな海外旅行なんて何が楽しいんだろうね、とホント思うんですよ。

もちろん多少の自由時間もあるだろうし、
金銭的な面においても
個人の旅行よりもメリットがあったりするんでしょうけども、
それを差し引いても、
海外で日本人と集団、って言うのは絶対無理。

学校においても、
全く英語を勉強してこなかったせいで、
授業以外では日本人とばっかり交流して、
「あんたら一体何しに来たの?」みたいな連中も多かったし、
そんな連中との温度差が大きかったのが一番辛かったね。

だから日本人の中では浮き気味にもなってしまったけども、
その代わり韓国人らは仲良くしてくれたしね、
E校との連中らとも未だにフェイスブックで交流してるし、
彼ら彼女らにはホント、感謝、感謝です。

まあそんな思いを抱きつつ、
ツアー客との連中とは幸いそこでお別れ、
ワンチャイ駅に向かいそこからまっすぐ、
コーズウェイ・ベイまで歩いて向かう事になりました。