第2の故郷 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

今日は朝からルームメイトを含む、
2人の韓国人の見送り。

正直、前のダニエルみたいな、
親友と呼べるような存在は居ないし、
この二人ともそんなに仲は良いという訳でもなかったんだけど、
でもどちらとも話してみると凄く良い感じだったし、
そう思うとやっぱり寂しい思いに駆られてしまうものだ。

その後は、こちらに帰ってきて以来、
初めて、そしておそらく最後となる、
タランバンエリア、
つまり前の学校のある地域まで足を運んで来ました。

ちょうど離れてまだ5ヶ月程度なんだけど、
やっぱりメトロバンクで降ろしてもらった瞬間、
天気が良い事もあって、
日本人の子2人とお金をおろした、
あの日の事が蘇ってきて何とも言えない気持ちになれたね。

そしてもちろん学校までも足を運んだんだけど…
もう中には知り合いもいないから、
当然外から眺める事しか出来なかったんだけどね、
それでも猛烈に懐かしさが込み上げて来て、
ああ、半年前まではここで勉強していたんだ、
もう一度戻りたい、もう一度ここで勉強したい、
と言う思いに駆られどうしようもなかった。

最初は同地区の別の学校にもしょうと思ったんだけど、
やっぱり言うまでもなく辛い思い出もあるから、
それが嫌で全く違う地区にしたんだけどね、
それでもやっぱり良い思い出の方が圧倒的に多い訳だし、
これだったら多少値は貼っても、
もう一度Fにしとけば良かったのかな…とも思った。

またここでは近くのガソリンスタンド前で、
タクシー待ちをしていたんだけども、
それも初めてMとSM行った時の事を真っ先に思い出して、
ホントたまらない気持ちで一杯になったな。

何度も繰り返してしまうけど、
何であんなに楽しかったのか、
何であんなに日本に帰りたくないと思わせられたのか、
今となってはホント不思議で仕方がない。

それだけの魅力がFにあったのと、
あとはもちろん友人らの出会いにも恵まれたんだろう。

特にあのケニーとお別れ会やった頃の面子は、
全留学生活の中でも最高のめぐり合わせだったな、と思う。
後にうちひとりとは複雑な思いを抱かされてしまうとは言え、
その頃はまだ仲良くもやっていたと思うし…
あー、ホント最高の3ヶ月だったな…。