と言う事はフライトアテンダントは香港人だし、
アナウンスも日本発と言う事もあって英語、広東語、北京語、そして日本語の4種類が流れるし、
もちろんあちらこちらから北京語、広東語が乱れ飛んでもいるから、
何の面白みもなかった直行便に比べると、ああ、やっぱり違うなぁ、と実感したね。
で、5時間もかかってやっと香港に着いたんだけど、
第一印象と言えばとにかく滑走路が馬鹿でかい!
これまで当然成田とセブのしか見たことなかったものだから、
まるで地平線が見えようか、とまでの勢いのその広さにはただただ圧倒されたね。
しかし、そんな余韻に浸っている暇もなく、
到着時刻が予定より大幅に遅れ、
なんと乗り継ぎの手続きまで30分足らずとなってしまっていたのです。
シートの画面に、
「セブ行きの方は20分前までに手続きを終えていただかないと、乗れない場合もあるかもしれません」
みたいな英文が表記されていたから、
初の乗り継ぎの俺としては顔面蒼白、
もう初の香港と言う感動に浸るのもつかの間、とにかく表記のあるとこまで走る走る!
結果的には非常に分かりやすく、
特にそんな急ぐ必要もないまま十分すぎるほど間に合ったんだけど、
それでもやっぱりお店とか回る余裕もなかったし、
出来ればもうちょっと空港内だけとは言え香港を堪能したいたかったかな。
ま、そんな感じで無事乗り継ぎは出来たんだけども、
同じキャセイパシフィックでも成田発とは決定的に違う点がひとつあります。
それは…日本人の乗務員がいないこと。
当然日本語のアナウンスもないし、
そういう意味では俺にとって真の意味で初の「国際線」搭乗、って言う感じだった。
だから最初はちょっと緊張したんだけど…
実は香港人のフライトアテンダントのひとりが物凄く可愛くて、
スタイルも良くてとどめに声もまでキュートで…
それでいて当然広東語・英語にも堪能な訳ですよ。
もう俺にとっては魅力的な要素が全て揃っている訳だから、
緊張どころか逆に楽しくて仕方がなかったですね。
まあさすがにCan you tell me your facebook account?なんて聞けはしなかったですけど、
でもせめてCan I take a picture with you?ぐらいは…
ま、いくらそんな事言ったところで所詮は叶わぬ恋ですけど。
でも一瞬「やっぱり結婚するなら香港人かな」とは真剣に思いましたけど。
まあそんな妄想はさておき、
こういう日本語がない環境、
つまり大半の日本人にとっては困難な状況に陥ってしまう中において、
改めてある程度話せる事の自信、優越感みたいなものを実感出来ましたね。
もちろんそれらを得るようになったまでには、
それなりの努力と時間、そしてお金を費やして来た訳で、
1日2日の話ではない訳ですから、それに関しては素直に自分を褒めてやりたい所です。
あと、その彼女の英語に対して「カッコいい」と言う感情も生まれていたんですけど、
自分自身は決して「それ」が英語学習のきっかけになった訳ではないんですけども、
それでもどうしてもその感情は消えないんですよね。
んー、未だにって事は、
やっぱり日本人にとってはかなり本質的な部分から、
英語に対する憧れ、みたいな物があるのかな、とも思ったものです。
そういう意味では、時間にしてわずか2時間半ではありましたが、
この香港-セブ間のフライトにおいては結構色々なものを得られた、そんな感じがします。
にしても可愛かった…。

