避けられぬ道 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

昨日ポールとコーヒーを飲んでいる最中、
話の流れ的に北朝鮮の話になって、
そこから彼女的にはいつの日か統一を望んでいる、
みたいな話になったんだけども、
元はと言えば、朝鮮半島が二つに分かれたのは当然日本の責任でもある訳じゃん?

それは彼女からは振られなかったんだけど、
こちらとしてはどうにも心苦しい感じになって、
「歴史の話しをしていい?」ってあらかじめ断ってから、その話へと繋げていった。

韓国人と話しをしている以上、
その手の話題は避けられないと思うから、
ある程度の覚悟はしていたんだけど、
彼女的にはそれは政治の問題、
過去の問題であって、
好きとか嫌いとかはあくまで個人的な問題、と言ってくれた。

戦争を知らない世代としては、
そこまで後ろめたい気持ちになる必然性はないのかも知れないけど、
父親の影響で幼い頃からその手の話しを聞かされてきたせいか、
どうしてもその手の気持ちと言うのは消えない訳ですよ。

まして彼女はこんな自分に大してホントに優しく親切だし、
だからこそ余計にそう思うんだよね。

それだけに彼女のその一言、
って言うのは、ホント嬉しかったし、
自分としても凄く救われた気分だった。

そんな子ともう会えない事実、
って言うのはさすがに悲しいけどね。

あと彼女って凄い日本の小説とか、
映画が大好きなんだけど、
あいにく俺的には全く興味のないジャンルのひとつなんで、
全然深い話に持っていけなかった。

スタジオジブリの映画も好きみたいなんだけど、
それも俺的にはそこまで詳しく語れるほど大好き、って訳でもないので、
こういう時にいかに自分の守備範囲が狭いか、と言うのを実感する。

まあそれでも、
これまで韓国に行ってみたい、
とかほとんど思った事がなかったけど、
彼女に会うためだったらホント海を越えてもいいかな、と真剣に思ったね。

向こうにはお相手がいるせいか、
恋愛感情と言うのはぶっちゃけないから、
まあそこまではないとは思うんだけど、
でもホントもう会えないかも、って言うのは残念です。

ところで、
昨日彼女と写真を撮ったうちの一枚がかなりお気に入りで、
プリントアウトしたい衝動を抑えきれず、
宿題がたんまりあったと言うのに
初めて夜にアヤラまで行ってきてしまった。

しかも大渋滞に巻き込まれて、
普段20分の所を40分もかかったし、
色々大変だったけども、まあ無事終わったし、
日本にはないマックのフロートの限定版みたいなやつも初めて飲めたし、
VCDとは言えプロジェクトA2の英語版も買えたから、まあ良しとしましょう。

今は、今しかない!


因みにMカップには2004年のアテネ五輪を応援しています、
みたいな表記があったけどいつの話だよ。
世界中から当時の在庫をかき集めた、って事でしょうか。凄いですね。

今は、今しかない!