伴走のこと | わたしとランと

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2006年より走り始めランニングをライフワークにするはずが、2013年から体調崩し、2015年3月に関節リウマチの診断おりる。6月〜9月中旬まで3ヶ月休職。復帰へむけて一歩ずつ・・・

ご無沙汰しております。

最近ブログをさぼりすぎ・・・。

その間に、いろいろとかきたいことがあったのですが、時間だけがどんどんすぎていきました。

今月は伴走教室、2箇所に顔をだすことができました。

1つは代々木公園で開催されている、日本盲人マラソン協会の練習会。

伴走の達人、鈴木邦雄さん、そして、当日は増田明美さんも参加されてました。久しぶりにお会いしたのですが、覚えていてくださり、感激~。




視覚障害者の伴走は、このようにロープをもって行います。そのため、技術や気配りも相当いります。
その伴走教室を各地で開催しているのが、鈴木邦雄さんです。

視覚からの情報は多いので、それが閉ざされてしまうと、さまざまな行動が制限されてしまいます。そこを、しっかりナビゲート、伝えないといけません。

どんなことを知らせないといけないのか・・・本当にいろいろあります。

小さな段差 あとどれくらいで曲がるのか 道の状況。

誰かとすれ違うとき、また視覚障害者が走りやすいように腕フリをあわせたり・・・。

また見えない分、音にとても敏感ですので、車の音や子供の声などがしたら、今の状況をおしえてあげること。「車が走ってきますが、3mはなれてるので、そのまま走っていて大丈夫です」とお伝えするといいそうです。

「あっち、こっち」とかすぐいっちゃいそうですが、それではまったく通じません。
また自分に話しかけられているのかわからないこともあるので、名前で必ずよんだり、気遣いが本当に大事。

気になる方は、誰でも参加できるそうですので、ぜひ。

http://www.banso.com/jbma/index.html


そして、もうひとつ参加してきたのが、知的障害者への練習会。
杉並走友会、まるこ伴走部さんが定期的に開催しています。


こちらは、隣を一緒に声をかけながら走ります。 視覚障害者の伴走より技術はいりません。

何のための伴走なのかを考えると、必然的にやるべきことがみえてきます。

知的伴走者への伴走をまえからやってる、Y岡さんというランナーは、FBでこんなふうにかいてました。すごく参考になるので、紹介しますと・・・

●通常であればつらくても我慢して走り続けられるが、彼らは感情に素直なため、それが出来ない。→気持ちを切れさせないためのサポートが必要。
●給水が自分で出来ない。→自分で意思表示が出来ないので、伴走者が状況を判断して給水やその他の緊急事態に対応する必要がある

まだまだあるかもしれませんが、伴走がいることによって、気持ちを切らさず、安全を確保して走れるのだと思います。

私が伴走やる上で気にしているのは、彼らの結果に期待せず、やろうとしていることを応援する気持ちで走る、ということです。
そうして結果が出ればとにかく褒めて、結果がダメでも頑張ったことを褒めて、ってやって走る気持ちを継続させることが大事なのかな、と思います。



・・・だそうです。勉強になります。

走ることって、いろんな人、できごと、とつながります。

今まだ足がいたくはしれなくても、給水や声かけなども手伝えるので、また参加したいとおもいます。