ご当地ソーシャルマラソン。
時間があまりない枠だったので、そこまで詳しく話せなかったのですが、とてもユニークな視点の大会なんです。改めてこちらでもご紹介します。
マラソンというと、コース、タイム、などいくつかのルールの下走るわけですが、
そういうのをとっぱらってしまったのが、
「ソーシャルマラソン、通称シャルソン」

決まっているのは、ゴールタイムとゴール会場のみ。
各自勝手に走りはじめて、ゴールすればOK.

途中寄り道したり、飲食、休憩、さらに望めばお昼ねだってOK、なにしたっていいんです。

・・・というか、逆にいろいろしないと、いけません。
なぜなら、この大会はタイムではなく、その人がシャルソン中にどんな経験をしたか競うのです。
ゴール後のパーティで各自で報告して、もっともユニークだった人が優勝。

募集は、だいたいFACEBOOK. 途中、FBで走りながら見つけたものなどアップしながら走る人もいるんだとか。
これが、そのシャルソンのお写真。
ランナーたちは、オリジナルのTシャツを着て走るんです。
だから、街でばったりあっても、参加者かどうかがわかる・・・。
また給水や、携帯もってるひとのための給電サービスもあるんだとか。
初対面なのに、いきなりあって、ランチにいっちゃう人もいるそうです

第1回は、ちょうど1年前の東京マラソンの日に経堂で開催されました。
東京マラソンでれなくても、東京を楽しんで走ろうということで、経堂マラソンが誕生したそうです。
ちなみに、今年は世田谷マラソンとなって、同じく東京マラソンの日に開催されるとか・・・。
これがソーシャルメディアにのって知れ渡り、やがてマスコミも注目。 各地域から問合せなどがきて、全国にひろがっていきました。
そう!ランナーなら気づきますよね・・・。
その土地の魅力を知るのに、走るのはぴったりですよね。とくに帰宅ランしたり、自由に街ランしてると、普段では発見できないステキなお店や、ユニークな看板など、いろいろ見つけたりできるんです。
そんなランニングのステキな特徴を、町おこしにとりいれちゃおうってわけなんです。
ちなみに、このシャルソンの生みの親は、佐谷響さん。
世田谷の有名なパクチーハウスをはじめ、おもしろいビジネスをいろいろと手がけてる方です。
なぜ、このシャルソンを思いついたのですか? ときいたら
メドックマラソン

ワインをのみながら走るという、初めてきいたときは、かなり驚いた大会! あんなパーティのような大会をイメージしてつくったそうです。
一生懸命走るのではなく、気楽にわいわいと楽しむ大会があってもいいですよね。
またこれなら、自分のペースで走れるから、誰でも優勝できるチャンス有。
ちなみに、これまでの優勝者ですが、娘さんの誕生会の準備をしながら、走った人、ケーキをかったりプレゼントをかったりしながら、走った方がいたそうです。
◆今後各地で開催されるシャルソンの予定
2月11日(祝)長崎シャルソン
2月24日(日) 世田谷シャルソン
5月3日(金)代官山シャルソン
5月12日(日)安曇野シャルソン
11月17日(日)神戸シャルソン
主催したいって場合は、シャルソン協会 が相談にのってくれるそうです。