おそくなりましたが、四万十川桜マラソン



今回は、この4名でいってきました。
三谷君 嘉野ちゃん、げんたろう。&ME

スタート地点の小学校のグランドで、ぱちり。
そしたら、JAPANマラソンクラブ代表、牧野仁さん もきてたー。 牧野さん、久しぶり!!
実は、わたしが初めてランニングレッスンをうけたのが、牧野さんだった!
当時は、ランニング教室なんて、ぜんぜんなかった~ STEP出す前からのお付き合いです★
今回は、NHKBSのランニング番組「ラン×スマ」の取材できた リポートランナー中村優さん のサポートらしい。
中村さんやスタッフさんはビデオカメラもちながら、走ってて、大変そうっておもってたら、
走ってる途中に、はなしかけられたので、もしかしたら、テレビうつってるかも??ww
さてさて、レースですが・・・・
小学校からスタートして、目指すは四万十川。
ほぼ、四万十川沿いを走るのですが、ホームページには「ゆるやかな下り」とかいてあったけど、
いやいや、(^▽^;)
ところどころにえぐい上りもあり、
また路面が凸凹してたり。
通行止めにしてないので、車も走ってたり、
いろいろと気をつけなくてはいけないので、タフなコース

今回は、げんたろう(ともだちの旦那)と一緒に、ずっと走ることになりました。
1km7分ペースで走ろうということで、わたしがペーサーになり本当、きれいに刻んでいたのですが、速い人が多いのかしら・・・きづけばビリのほうに。
でも、最初とばすとろくなことないのは、よーーーく、わかってるので、じっと我慢して走りました。
カメラをもって走ったけど、結局最初のほうしか写真とらなかった
沈下橋を2回わたるのですが、最初の橋が、こちら。
↑これは、橋の上からとった川。
もっともっと美しい景色がたくさんでてきたのですが、その頃はもう余裕がなくて写真とれなかった。
げんたろうは、ちょうけい靭帯が痛いらしく、むかし私がいためたこともしってるので、走りながら何度も、「足が痛くないですか?」ときいてきたけれど、
「痛いって思うから、痛いんだよ」とスパルタな返事をしてしまう私

「いたくても気のせいって思わないと、脳から走るのやめようって指令がでて、足が動かなくなるよ」
やさしく、「がんばろーね」って言ってあげれればいいのにね。
10kmすぎたあたりから、先を走っていた人たちが、どんどんおちてきたのでぬいていきました。
1km7分をキープしながら走ってるだけなのに、どんどん人をぬいていくのが不思議な感じがした。
20km地点でげんたろうがトイレに。
なので、もちろん、おいていきましたw
でもエイドで少し足をとめていると、げんたろうも追いついてきて、結局30kmくらいまで一緒だった気がする。
小さな町なので、人数は多くないけれど、みんな一生懸命応援してくれるのがうれしかった。
手をふりながら、「ありがとう」っていいながら、走り続けました。
一番、つらかったのは・・・・・向かい風がずっと吹いていたこと。
レース中、60%くらいは、向かい風とたたかっていたような気がする。

途中、心の中で、「がんばって走るので風やんでください」とお願いしたら・・・
その直後に、ごぉ~っ


これが返事かいっ!って思ったら笑えてきた。
きっとこのマラソンを走り終える頃、わたしはもっと強い人になれる。そうやって考え直して、走り続けた。
とにかくマラソンは、ポジティブでいることが、ラクに走る秘訣の気がする。
きれいな四万十川をながめて、わざと「きれーーーい」とこえにだしたり、応援してくれる人に「ありがとう」って返事したり、四万十川までこれて、フルマラソンはしれる健康な体があって、しあわせじゃん!
・・・・・・ってとにかく考えてはしった。
かなりきれいに1km7分できざんでいたので、もしかしたら5時間きれるかも・・・って思ったら、急に感動してきた。
ポジティブスイッチを押してたせいか、5時間きってゴールに川内選手のように倒れこむ自分を想像したら感動して、胸がいっぱいになってきた。
あやうく、想像だけで泣くところでした。

でも、2本目の沈下橋をこえると、400mほどの長い坂が待っていて、その坂を走りながら、「5時間こえられるかどうか」不安になっていった。
どんどん足は動かなくなっていって、何度も、えいっ!ってそのたびに足をふみだすのだけど、カラダがゆうことをきかなくなっていたのが、37.8kmあたり。
エイドにいたスタッフのおじちゃんに、
「やすんでいきなよー」 ってすすめられたけど、げんたろうに言った言葉が自分にかえってくる。
「足が痛いって思うから痛いんだよ」って。
なので、てくてくとはしりました。 とりあえず。
1km 1kmが、最後は本当に長いんだよね。
けどさ、わたしの横をたえず四万十川は流れていて、桜並木が美しい箇所もなんどもあって、桜ごしに、日本一の清流を眺める、そんな贅沢なコースなんです。
せみ時雨ってことばがるけれど、この大会は、うぐいす時雨だったよ。
「ほーほけきょ」って、美しい泣き声が始終きこえてきた。
そんなコースがあと数キロしかないなんて!って無理やり思い込むことにした。
最後、途中で5時間きれないことがわかってからは、もう時計はみないで、走ることにした。
タイムに一喜一憂するのは、いやっておもったから。
そして、やっとやっとみえてきて、ゴールゲート。
ゴール直前。まさかの急な下り。
足をいためるのがこわいので、遅くしたら、女性ランナーにぬかれそうになった。
ので、なぜか、スピードをあげる、わたし。

あげられるじゃん。
そしたら、その女性がわたしの斜め前にでてきて抜かせないようにしたので、なぜか、それでスイッチが入り。
スピードアップ!
最後ぶっちぎりました。 大人げないなーわたし。

しかも、足元気じゃーーーーん!

っておもったけど、帰りの飛行機では相当疲労困憊だったのか、疲れて具合悪くなった。
わたしがゴールして、6分後にげんたろうが帰ってきた。
「白滝さんについていったら、走りやすかったです」 ってさ。
そうでしょ。そうでしょ。
そういえば、35キロくらいで、もうそうで感動して泣きそうになったのに、本当のゴールでは、5時間11分台ってこともあってか、まったくなけなかった。
毎回、違う自分にであえて、マラソンって、不思議だな~。
ちなみに、初マラソンのかのちゃん、3時間40分くらいだって。
三谷君も、げんたろうも自己ベストです★ 強風の中みんながんばったね。
わたしは、シーズンベスト。(シーズンベストって、フィギュアみたい?)