
(おおまかなことはSTEPWEB にもかいたので、そちらをご覧くださいませ。)
夕方までPCをひらけなかったら、マネージャーさんからメールがきてて、なんと夜に会見という。
急いでいってきた。
都内某所の会場にいったら、すごいカメラの数だった。
テレビ局も、各局1台ではなく、番組ごとにきてたりするので、すごい数。
ポン、報道ステーション、 ゼロ などなどたくさんいたなー
さらに、スポーツ紙も! ハリウッド俳優の来日みたいだよ・・・猫ちゃん。
それもそのはず・・・芸人で国籍変えてまで、オリンピックにでるんだもん。こんな「ネタ」っぽいことはない。
そして、最初は本人も冗談半分、ネタのつもりだったはず。
けど、練習ははんぱなかった。その熱心さが、夢を現実に近づけた。
- 猫ひろしのマラソン最速メソッド 市民ランナーのサブスリー達成術 (ソフトバンク新書)/猫 ひろし
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この本にも書いてありますが、猫ちゃんはハンパない練習を重ねてきた。
時間がないので、真夜中に皇居で40km走をしたり、リュックを背負っての帰宅ランはしょっちゅう。
食事も節制ダイエットにもたえ、つらい加圧トレーニングでも追い込んだ。
睡眠不足で疲れているので、前イベントの仕事であったときも、ちょっとでも時間あると、床にねころんですぐねいってしまった。
命を削って、本当に「死ぬ気」で練習もしてきた。そして本気で走るにつれ、応援する人もふえ、仲間もふえて、また周りもまきこんで、カンボジア人になる夢も近づいていった。
テレビの企画や雑誌の企画でもなんでもない。
本人発の挑戦で、よくも、達成できたものだと思う。
カンボジア人になるというカベ、オリンピックというカベ、
大きな壁をふたつのりこえたのは、運はある。
そしてその運をひきよせるひたむきな努力と、あと、人柄もあると思う。
猫ちゃんは、本当にいいやつ。
いつも、いろんな人の気持ちを考えて行動している。
そういうと、カンボジア人の気持ちはかんがえてるのか? って思う人もいるかもしれないけれど、考えてると思う。少なくとも、どんどん、真面目に考えて、その覚悟で今回走るんだと思う。
カンボジアには数年前から縁あっていくようになり、それなりの活動をしてきたから、カンボジア人にもなれた。そして2時間31分という今季のカンボジア選手のマラソン最速タイムも、ちゃんとのりこえた、
そして、これからもカンボジアと日本の架け橋になるようなことを、たくさんしようと決めている。
フィギュアでは日本の女性がアメリカ国籍をとり出場したり、サッカーでは外国籍から日本国籍になって代表になった人もいる。たくさんいる。
そして、その人たちも死ぬ気でれんゅうしたとおもうけど、猫ちゃんも彼らのように苦しい練習はしっかりとやってきた。
じゃないと、今の猫ちゃんの記録はでないとおもう。
2時間30分台という今のタイムは、30すぎて走り始めたおっさんが、ちょっとやそっとでだせるタイムではないというのは、ランナーならみなわかる。
今では、30kmから40km毎日走ってるという。
ロンドン五輪のゴールまで、しばらくはきもぬけないだろうけど、本番に強く、結果をだせる心の強いねこちゃんのことだから、やってくれると思ってる。
マラソンで、ねらったレースで失敗しない、そういう強さを猫ちゃんはもってるから。
本当にがんばってほしい
フォトセッションが、どんどんエスカレートして、最後、こんなんなっちゃってた。↑
家に帰るころ、猫ちゃんから、きょうはありがとうございますとの電話をくれた。
「五輪めざそうと思って」と、いたずらっぽく笑った昔の猫ちゃんに、タイムマシーンにのってあいに行き、今のこの状況を教えてあげたら、信じるだろうか??
しんじないだろーな。 それくらい本当に本人もびっくりしていると思う。
やるときはやる男 顔も前よりハンサムになった気がします。