ヨムマラソン | わたしとランと

わたしとランと

2006年より走り始めランニングをライフワークにするはずが、2013年から体調崩し、2015年3月に関節リウマチの診断おりる。6月〜9月中旬まで3ヶ月休職。復帰へむけて一歩ずつ・・・

火曜日にSTEPジョギングクラブを開催した・・・。Photo



しだれ桜はかなり咲いていたけれどソメイヨシノは5部先。美しいな~。写真は昼、千駄ヶ谷の近くの歩道橋の上から2日前にとったもの。まったく関係ないけど、イメージです。



毎回顔ぶれがちょっとずつ違う。しかもその1回の練習会の中でも、途中からきたり、先に帰ったり、いろいろメンバーチェンジがあるなか、3周した。少ししか一緒にいる時間がなくても、顔をみれて「よっ!」と声をかけられる仲間がいるのはうれしいこと。



皇居が自分の庭のように感じるわ。(図図しい?)



夜は遅かったけど、さくっと、一緒に走り終えたメンバーでごはんにいき、帰宅。たぶん普通に生活してたら通り過ぎてた人たちと、ご飯を食べて、ちゃーんと会話があるのがランニングのすごいところ。



マラソン本の話になり、当然のごとく、村上春樹の話にもなり、そして、マラソン仲間のTさんが「最近、これ、よんだんですよー」と本をかしてくれた。



Photo_3 日経新聞のスポーツ記者で市民ランナーの吉田誠一さんが書いた本。



「ヨムマラソン~42.195kmの脳内活劇」



さっそく電車の移動中などによんでいる。心と体が、余計なものをそぎおとしシンプルになっていく様子が伝わってくる。悩みや日常といった束縛から逃れられるという点で、走ることって自由になれるんだよなぁ。と吉田さんの文をよみながら、自身の走っている様子を思い浮かべる。吉田さんは、その自由になっていくさまを「野に放たれた獣の気持ちがわかる」と表現していた。獣かぁ。うん。獣かも。



走ってると、臭覚や聴覚も刺激されるしね。



この本は吉田さんが体験したマラソンについてのノンフィクション。(まだ、全部よんでないけれど、たぶんそう。)レース前のざわざわした高揚感が伝わってくる。



自分もレースのスタート地点にたったような気になれるから、とてもいい文章なんだと思います。わたしも、そんないい文章を書きたいなぁと思った。



走ってる人なら、かなり響く本だと思います。



そうそう、この本をきっかけに、走る仲間と、走る間に、何を考えるか?って話になった。



わたしは、普段忙しくて考えられないこと、仕事以外のどーでもいいことや些細なことが頭の中にいくつも現れては、消えていくイメージ。



きっと、忙しいと意識しては考えないけれど、日ごろ、頭の中にはいってることが、ひとつひとつ整理されていく感じ。ちらかったクローゼットをひらいて、ひとつひとつ洋服をたたんで、たんすにしまっていくような、脳内整理をしている気がする。



忙しいと散らかしっぱなしだから・・・。



・・・って、片付けられない女らしい発想ですが、みなさんはいかがですか?



さて、ヨムマラソン、今、まだ、読んでる途中なので、読み終わったら、また感想書きますね。