そして僕らは風になる | わたしとランと

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2006年より走り始めランニングをライフワークにするはずが、2013年から体調崩し、2015年3月に関節リウマチの診断おりる。6月〜9月中旬まで3ヶ月休職。復帰へむけて一歩ずつ・・・

マガジンハウスからでた、田中渉さんの著書「そして僕らは風になる」を読みました。



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ジャンルは小説なんだけど、ユニークな構成になっています。主人公は、病弱な男の子と、サンタのコスプレをしたサラリーマン。



で、二人は、ランニングを通して、心を通わせ、成長していくんだけど、そこでキーとなるのが、有名ランナーたちの格言なんです。



歴代有名ランナーの語録が、章ごとに登場し、章のおわりで、その言葉の発言者のプロフィール、印象的なエピソードなどがメモとして書かれているんです。



たとえば、帯の有森さんの格言もそうだし・・・。



「天才は有限、努力は無限」・・・これ、誰の言葉かわかりますか?



瀬古利彦氏を育てた、中村清監督の言葉です。これは、物語の最初の方にでてくるんだけど、この言葉を好きなランナーって多いですよね。



昨年大晦日に、箱根駅伝の特番をラジオでやったんだけど、そこで、現役箱根戦士たちに座右の銘をアンケートできいたんです。



そこで、一番多かったのが、この言葉でした。箱根の現役選手が生まれる前、1985年になくなられた中村監督。でも、言葉と功績はずっと残っているんですね・・・。すごい。



ほかには、「マラソンは心で走れ」(By瀬古利彦氏)



希望とは一筋の光さえあれば、もてるものなんだ」(By君原健二氏)



何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く」(By高橋尚子さん)



・・・他、小出監督、フランクショーターなど、いろんな言葉が物語りに絡んできます。またその人物のエピソード紹介も面白いんだけど、



中村清監督は、土のついた草を手にもって、



「これを食ったら、世界一になれるといわれたら、わたしはコレを食べる」といって、選手の前で草を食べた逸話もあるそうです。



まあ、わたしも草を食べて世界一になれるんなら、食べるけど・・・[E:capricornus]



みなさんは、草[E:bud]、食べますか? ・・・って、この〆おかしいよね。



みなさんの好きな名言は何ですか?



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