少し前にBSで「ゴーストバスターズ」のオリジナル一作目が放映されており、久しぶりに見ました。

1984年公開作品で、レイ・パーカーJrの主題歌が世界的にもヒットしたこともあり、当時かなり話題になりましたね。

 

実はこの映画、当時アメリカで流行っていたコント番組「サタデーナイトライブ」(日本でいうと「ひょうきん族」ですね)の出演者で構成されており、おバカなことを真面目に映画にしてしまういかにもハリウッド映画らしい映画です。

ビル・マーレイ主演の映画となっていますが、現実には、脚本は映画では仲間を演じるダン・エイクロイドとハロルド・ライミスの執筆です。ダン・エイクロイドというと、ジョン・ベルーシと組んだソウルデュオのパロディー、ブルース・ブラザーズで一躍有名になりましたが、この頃はコメディ作家としても頭角を現し、自ら脚本を書き、同じく「サタデーナイトライブ」の出演者と共演する映画が立て続けに公開されていました。エディ・マーフィーの「大逆転」、チェビー・チェイスの「スパイ・ライク・アス」、トム・ハンクスの「ドラグネット」と、全てダン・エイクロイド脚本、競演です。ダンは私が最も敬愛するコメディアンであり、コメディ作家です。

今でこそトム・ハンクスは名優の域にはいっておりますが、元々はコメディアン出身なんですね。

 

さて、この「ゴーストバスターズ」はダンが手掛けた一連の映画の中で最も商業的に成功した映画といえると思います。

さらに競演に「エイリアン」で一気にスターダムに上ったシガニー・ウィーバー、後々「ミクロ・キッズ」で主演になるリック・モラニス等、結構気合のはいったキャスティングでもありました。

この映画、「ひょうきん族」では「トースト・バスターズ」という名前のパロディーをやったのですが、コント赤信号小宮がリック・モラニスのまねをして、「まんま」でかなり受けたのを覚えいます。(ちなみに当時の「ひょうきん族」は必ず話題の映画やドラマのパロディーをしていて、その面白さは半端なかったです)

 

 

いわゆるおバカな映画ではあり、当時の特撮技術、合成技術を駆使し、お化け退治を真面目にやるという面白さはありますが、個人的にはちゃらんぽらんだけどなぜかリーダーシップを発揮するベイクマン、オカルト大好きで仲間のいじられ役のレイ、真面目な科学者イーゴンの仲間達のやり取りが大好きでした。

そこはコメディ出身の彼らならではの間合いがあり、2作目も公開されましたが、どんなゴーストと戦うかとかじゃなくて、仲間たちがどんな掛け合いをしてくれるかがすごく楽しみに観に行った覚えがあります。

2016年にリブート版が公開され、オリジナル主演の連中がゲスト出演していますが、残念ながらハロルド・ライミスが2014年にお亡くなりになっていることで、もうオリジナルメンバーで新作をやることができなくなったのが残念でたまりません。

 

尚、この映画、オカルト映画へのオマージュも見かけますが、あの私が最も忌み嫌うオカルト名作映画(おぞましくて映画名もの完全な書けない)パロディーシーンあります...

 

当時、とにかくダンが執筆する一連のコメディー映画が大好きで、その中でも最も完成度の高い映画でした。

ダンをはじめ、この映画と出演者に敬意を表し、最後一言、

 

 ♫ ゴーストバスターズ!!♫