2015年1月にバセドウ病と診断されパニック障害も併発していた
ディズニー大好きなアラサー女子です♡
現在も治療を続けながら『楽しむ』を諦めない人生を満喫中!
ご挨拶はこちら→『はじめまして♡』
バセドウ病と分かったきっかけはこちら→『バセドウ病との出会い』
パニック障害と分かったきっかけはこちら→『バセドウ病に隠れていたパニック障害』
バセドウ病とパニック障害でディズニーが好きな方は私以外にも大勢いらっしゃると思います。
ディズニーリゾートに行きたい!そう思っても予期不安に襲われて結局何年も行けていない。
実際に行けないからディズニーレポのブログを見たり、ディズニーファンなどの雑誌を読んで満足するしかない方。
私自身もバセドウ病、併発したパニック障害で大好きなディズニーリゾートがとても怖い場所のような感覚になりました。
行きたいのに行けない、そもそも行ける気がしない。
パニック発作が起きてしまうと「このまま死ぬのではないか」と感じる恐怖と息苦しさがあります。
でもパニック障害の事をインターネットで調べても、本で読んでも、心療内科の先生も「パニック発作では死なない」といいます。
それを信じて「発作では死なない、大丈夫」と言い聞かせますが、いざ発作が出るとどうしても「死ぬのではないか」と思ってしまうのです。
何度も発作を繰り返して、パニック発作による「予期不安」が襲います。
「またパニック発作が起きて、怖い思いをするのではないか。」
考えるだけでゾッとして全ての予定をキャンセルしてしまい、結局出かけられなくなってしまいました。
そんな私ですが2015年1月にバセドウ病とパニック障害を診断されてから、約10ヵ月後(2015年10月)には東京ディズニーシーに行くことができました。
今回はまだまだディズニーリゾートが程遠かった私が、「楽しむ」を諦めない為に日常生活で実践した事をリストにします。
症状には個人差があると思いますが、私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。
WDWのミッキー&ミニー
【日常生活】で「楽しむ」を諦めない為の心得①
☆根本的な考え方を変えること☆
一番大切なのは気持ち(思考)です。
自分で自分を否定しない!
自分で自分の人生をとことん楽しむ!
「~でないといけない」「〜であるべき」
を捨てて
「~したい」
に変える
パニック発作が出てしまう自分をダメだと思ってしまいがちです。
自分はダメではないです!
心と身体のサインです!
無視しないで受け止めてあげましょう。
こんなはずない!
こんなわけない!
こんなの自分じゃない!
と自分を否定してジタバタすると、心と身体のサインは余計に大きく激しくなります。
凝り固まった思考を柔らかくしましょう。
今の自分を認めて、受け入れるところから始めます。
☆ポジティブな想像力を働かせる☆
根本的な考え方を変えたら、ポジティブな想像力を働かせます。
マイナスに考えやすくなっている状態を、半ば強引にポジティブに考えました。
「もうパニック発作が出てもいいや、誰かが何とかしてくれるだろう。」
何とも人任せな考えですが、ここはポジティブに想像力を働かせるしかありません。
例えば電車やバスなどの公共交通機関では、子連れの親子やおばあさんの近くにいるようにしました。
まず小さな子供の純真無垢で無邪気な姿に癒されること。
そして子供がいる女性やおばあさんは「お母さん」という懐の広さや安心感がイメージできること。
文章にすると変な感じですが、あくまでもマインドコントロールの為に実践したことです。
実際に帰宅する為に電車に乗っていて、ドア付近に立っていると下車する駅まであと2駅のところで突然急停車。
非常停止ボタンが押されたとアナウンスが流れ、車内の電気も消えてしまいました。
ぶわっと汗が出て、動機が激しくなり、手が震えました。
パニック発作が起きてしまい怖くてどうしようもない私は、たまたま隣にいたおばあさんに
「すみません、怖くなってしまったので手を繋いでもいいですか?」
と声をかけていました。
おばあさんは
「あらあら、大丈夫よ!こんなのすぐ動くからね!」
と私の手をギュッと強く握ってゆらゆらしてくれました。
おばあさんなのに結構な力で、その強さに安心してパニック発作は治まっていきました。
電車は20分程で動き始めて、おばあさんに心からお礼を言って下車し、無事に帰宅することができました。
この素敵なエピソードから、出かける時は
おばあさんの優しさを思い出すこと
みんなとても優しい人
と言い聞かせて、安心感を得ています。
それにきっと実際もみんな優しい人だと思います。

