2015年1月にバセドウ病と診断されパニック障害も併発していた
ディズニー大好きなアラサー女子です♡
現在も治療を続けながら『楽しむ』を諦めない人生を満喫中!
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バセドウ病と分かったきっかけはこちら→『バセドウ病との出会い』
パニック障害と分かったきっかけはこちら→『バセドウ病に隠れていたパニック障害』
2015年1月
バセドウ病の治療が始まりました。
薬を飲んでホルモン値を正常値まで下げていく、とてもシンプルでわかりやすい!
そう思えたのは最初の3週間だけでした。
正直、今振り返っても当時のことが辛くて涙が出そうです。
でも辛い時期を乗り越えたからこそ、自分の経験が誰かの役に立つかもしれないと思っています。
薬を飲み始めて3週間ほどたった土曜日の夜、テレビを見ていると腰のあたりが痒くなりました。
無意識に手をまわして掻くけど、止まらない。
どんどん痒みが酷くなり家族に背中を見てもらうと、蚊に刺されたような腫れが大きくたくさん広がっていたそうです。
ほんの数時間で痛いような鈍い痒みは、頭から足まで至る所に広がりました。
私が最初に飲んでいた薬は「メルカゾール」
皮膚が痒くなったり、蕁麻疹などの発疹はメルカゾールの代表的な副作用だそうです。
症状が出た時の私はまだ副作用だと分かっていなかったので、週明けまで耐えて急きょバセドウ病の治療をしている医科大学付属病院(内分泌科)へ行きました。
副作用と判断されて、すぐに薬を「チラージン」に変えてくれました。
数日は蕁麻疹が引かないだろうなと予想はしていたものの、いつまでも変わらない痒み。
耐えきれずまた医科大学付属病院(内分泌科)へ行き、痒み止め「ポララミン」を処方してくれたのですが全く効果を感じられませんでした。
「薬は効くもの」という認識で、これから薬が効いて痒みとはおさらばだ!と自分自身を励まし続けていました。
何日も痒みで眠れない日々が続いて寝不足で疲れてやっと眠る、これを3週間ちょっと繰り返していました。
今思えばこの期間よく我慢できたなと思います。
痒みと寝不足で再び病院に行こうとしましたが、医科大学付属病院は完全予約制です。
急な蕁麻疹の症状で既に2回、予約なしで受診しています。
予約なしの受診は、予約がある時よりも待ち時間がありました。
今回は長時間待つことができないくらい、痒みと寝不足で気力と体力がなかったので家の近くの内科を受診しました。
治療と副作用の症状を説明すると、痒み止め「タリオン」と「セレスタミン」を処方してくれました。
この薬はすぐに効いて地獄の全身蕁麻疹から解放されたので、これでやっと落ち着いてバセドウ病の治療ができる!と安心しました。
しかしバセドウ病の薬治療を始めて半年経過しても、数値が正常値まで上がる兆しがない上に痒みを抑えるためのステロイド投与によるムーンフェイス(満月様顔貌)になっていました。
その後は治療方法を変えて「チラージン」を飲まなくてよくなったので、おのずと「タリオン」「セレスタミン」も必要なくなりました。
ステロイドの急な中断はリバウンド症状の危険がある為、少しづづ減らして完全に離脱しました。
今では笑えるエピソードになりましたが、私はもともと痩せ型の顔は面長。
ある時から家族に「飴舐めてるの?」とよく聞かれるようになりました。
自分では自覚がなく、その後も顔周りのことを言われてバセドウ病の定期検査の時にムーンフェイスという症状があることを初めて知りました。
飴舐めてないのに「飴舐めてるの?」と何度も聞かれて、当時はかなり苛立ちましたが今ではかなり笑えます!
面長の私が丸顔になって見慣れない姿に、みんな驚いていました。