ご覧くださりありがとうございます
こちらの続きです
今回は少し生々しい場面も
書いていますので
苦手な方は読まないでね
1人目の妊娠~出産までが
ほぼ寝たきりだったり
出産の色々で
2人目を考えることは
ないだろうと日々を過ごし
気がつけば5年が経っていました
その少し前から息子に
「妹がほしい」と
言われるようになり
最初こそ聞き流していたのですが
ほぼ毎日掛けられる息子の言葉によって
あの不思議な夢のお告げを
久しぶりに思い出したのです
そんな事もあったなぁ~と
それから少し真面目に
息子の言葉を受けとめて
未来の家族像を
想像するようになり
自然の流れなら
親が先に旅立つので
息子が独りにならないよう
兄弟を作ってあげたいなと
私の気持ちも少しずつ変化し
旦那さんとも相談して
みんなの気持ちが
同じ方向になった事を機に
妊活が始まりました
そうして妊活を始めて1年弱
ようやく妊娠検査薬が反応し
望んでいた事が叶ったと
喜んでいたのも束の間
「心拍が確認できないし
袋も大きくなっていないね」と
医師から告げられました
自分の中では
受精した瞬間魂が宿ると
思っていたのと
あの夢で出会った女の子と
会えないのかと思うと
診察中なのに哀しくて
涙がボロボロと
止まらなくなったのを
今でも覚えています
医師から子宮内のものを
出す必要があると言われたのですが
瞬時にその場でわかりましたという
気持ちにどうしてもなれず
医師と細かい約束事をして
1週間時間を頂ける事になりました
もしかしたら。。。
という想いも空しく
帰宅後からすぐ出血が始まり
また少しすると
大きめの異物が出た感覚があり
トイレへ急ぎました
ナプキンに5ミリほどの
丸いブヨブヨした
袋状ものが付いていて
その中に小さな我が子の
姿があるのなら
しっかり自分の目で見届け
天国に送り出してあげたい
その一心で
袋の膜を破りました
すると中には何もなくて。。。
その瞬間
あの夢の女の子の魂は
まだ来ていなかったのだと
何故だかはっきりわかりました
受精=魂が宿ると
その瞬間まで思っていたのですが
袋を開けた瞬間
恐らく過去世の知識が蘇ったようで
今回の私の妊娠のように
魂が宿らない事があると知り
ようやく気持ちも落ち着きました
続きます
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(すてあじゅえりー)
《創作》
ヒカリノ魔法具店
店主「天ちゃん」と申します