「最近、なんか目がおかしいねん」
「なんで?目はええんちゃうん?」
「そうや、両方とも2.0なんやけどな」
「どないしたん?」
「国語辞典見てたら・・・文字が、ぼやけんねん」
「?? 老眼ちゃう?」
「なんでやねん!」
「40過ぎたら予備軍なんやて」
「違うと思うで!」
「視力のええ人ほど、老眼になるのが早いんやで」
「見えへんわけちゃうで、近づけたら、ぼやけんねん」
「老眼やねんて!」
「だから見えへんわけちゃうで!見えるんやで!
15cmぐらいの近さやったら・・・ぼやけるけど・・・
20cmぐらい離したら、よ―見える」
「老眼や」
「よ―見えるというか、ピントが合うねん」
「老眼やな」
「もしかしたら・・・」
「なんや?」
「どこか・・・体が悪いのかもしれん・・・」
「どっこも悪~ない、老眼や」
年には勝てん・・・