死の恐怖や人生の苦悩に直面したとき、限られた時間の中でいかに真理と出合う。

この課題に応えるために、私は9枚のイラストを用いたワークショップを行ってきました。

浄土真宗や仏教の知識がない人に、最初から阿弥陀仏や南無阿弥陀仏について説明するのではありません。

イラストを見ながら、自分自身の人生や、死の問題、思い込み、自力ではどうにもならないことなどについて考えてもらいます。

そこから、真理との邂逅を願うご縁が生まれることがあります。

実際に、このワークショップを通して、真理との邂逅に至り、他力信心を賜った人は何十人もいます。

 

もちろん、すべての人が同じ道筋をたどるわけではありません。また、イラストを用いれば必ず信心を賜るということでもありません。

しかし、ここで示されているのは、仏教の知識を最初から体系的に学ばなければ、真理との邂逅に向かえないわけではないということです。

 

真理を求める人にとって、必要なのは、必ずしも宗教知識の多さではありません。

その人自身が、いま抱えている根本的な問いに向き合い、真理との邂逅を願うこと。

このように、そのための入口は、阿弥陀仏や南無阿弥陀仏の説明から始まることもあれば、イラストや対話など、別の形から始まることもあります。