今生で、臨終を待つことなく他力信心を賜ることができました。

それは、私一人の力でたどり着いたものではありません。

産んでくれた親はもちろん、祖母、妹、弟、大学までの教師、学友、仕事仲間、そして、これまで関わってくださった某真宗系宗教団体の人たち。

その一人ひとりが、陰に陽に私の人生に関わってくださいました。信心を賜って以降に通った大学院の関係者や、お取次ぎをさせていただいた方々、所属寺をはじめとした僧侶の皆さまからも、真理を味わうための多くのヒントをいただきました。

すべてがご縁だった

楽しかった出会いだけではありません。

苦しかったことも、傷ついたこともありました。

当時は、「なぜ、この人と一緒にいなければならなかったのだろう」と思ったこともあります。

それでも今振り返ると、そのすべての出会いが、今日の私につながっています。

親切にしてくれた人だけでなく、反面教師となった人もいました。

人間の弱さや、自分自身の愚かさを知らされることもありました。

そうした一つひとつの経験を通して、私は真理へと目を向けるようになっていきました。

心からの感謝

もちろん、今後も関わり続ける必要があるという意味ではありません。

距離を置いた人もいます。

それでも、その人との出合いまで否定する必要はないです

 

私の人生に関わってくださったすべての人が、いまの私につながるご縁でした。

そのすべてのご縁を通して、他力信心を賜ることができました。常に苦悩の種であった死への怖れも、いまやすっかり消え去っています。

 

振り返ってみると、過去のご縁一つひとつに、感謝しかありません。

親にも、家族にも、先生方にも、友人にも、仕事仲間にも、そしてこれまで出合ったすべての人にお礼を申し上げます。

「私の人生に関わってくださって、有難うございます。」

一足先に往生された方もあります。お浄土での再会を楽しみにしています。