昨日立命館大学の土曜講座で立命館大学文学部 教授 遠藤 英樹さんの 「地域に対するケア(配慮)」というギフト――オーバーツーリズムを超えるためにと題した講義を聞きにました。以下はそのメモです。

モビリティーズパラダイム

移動を伴う情報もグローバリズムの発達で世界中の人たちと繋がれる

歓待ホスピタリティが求められる

観光客は地域の文化に対する配慮が必要 

ゲストは同時にホストになる必要がある

他者の大切にしているものを共に大切にする

なぜなら観光客がもてなしを受けているのでそれを返さなくてはならない(マスセル・モース)

ギフトの与え合い 

現金観光客はカスタマーではなくゲスト

グローバリズムに倫理をインストールする

観光は希望の原理になりうる

 外国人と日本人の拝観料に差を付ける、シンガポールなどの海外のように観光地での違法行為を厳罰で取り締まるなどの提案もありました。

 それよりも世界各地で自国民だけではなく海外の人もみな同様に大切に扱うことが肝要という教育を小さい頃からしていくことが大切なのではないかと終了後、遠藤さんにお話ししました。