陰があるから光がある、苦悩があるから仕合せの有難みが分かるというのは娑婆世界の二元論的考え方です。光のみ、仕合せのみの安寧満足がずっと常に感じられる境地、地平をなぜ目指さないのでしょうか。おそらく、そんな境地を知らないし既成概念の中でしか考えられないからです。