真理との邂逅を果し、生死を離れる身に救われた方々が慶びのあまり口に出す念仏が最終目的地です。そこに到着するまでにいくつもの安楽椅子があります。私は方便を否定はしません。ですが、もう人生の可処分時間が短くてお浄土へかえる時が迫っているので、真実のみを有縁の方にこれでもかと直接話し、文章にしていくと決めています。
どうか人生における艱難辛苦も、障碍も、病も全てがこの御本願にお出合いするためのものであったのだと信知して、その御恩報謝から嬉しさを伴い出てくる念仏を称える身になってください。安楽椅子に腰掛けようとしたら、それではまた迷いを繰り返すことになるのだと厳しくお話くださる法友を見つけてください。
自身教人信が宗教の基本中の基本です。まず、自身が真理とのお出合いを果し、その上で周りの方々も共にお浄土への旅ができる話をしましょう。一人で研鑽しても、何人もの方々が集まってもどちらでもいいです。ただ、一人よりは心が通い合う人があれば何人でもできるだけたくさんの人たちで、どうしたら、多くの方々に阿弥陀仏の御本願がいまここで体験してもらえるかの知恵を出し合うことが今後、阿弥陀仏の本願をお伝えする機縁になります。できれば、ご縁のある方々のお子さまたちもその場に御一緒されたらもっと素晴らしいです。子どもたちは未来の希望、宝です。先入観、偏見がないので本当に速く救われることもあります。そういうものなのです。
