日頃、いろいろ考えて研究に追われて何となく歯を食いしばっている気がします。何か意識して誰かにものを言う癖がついています。的確に短く用件を誤解のないように伝えないといけないという気持ちがあります。でもこれって何となく不自由です。とっても無理をしている感じです。言う内容も差し障りのないことばかりです。本音の部分は説明するとややこしい、誤解を招くといけないので滅多に言いません。時間がかかるというのが言わないいちばんの理由です。みんな自分のことに忙しくて、それを邪魔しちゃいけないと考えるからです。気の置けないひとたちと雑談、論文の相談の時間なら少しは込み入った話も出来ますが、それも時間が足りません。
ときどきコピーや単純作業をしているとき何となくほっとしています。そんなとき、同じような作業をしている人たちと、少し長い時間いろいろ話を出来たのは私の研究や生き方にとってとても力になりました。時間を邪魔したらいけないという気持ちが少しは軽減されているので。
そんなときより、懇親会や個人的に飲食をともにしながら話す方がリラックスして話せる気がします。一対一よりも三人以上の方が楽しい気がしますが、本当に気を許せる人や長い付き合いの友だちとは二人でじっくり話した方が嬉しいです。多分話をしたり聞いて何かを知るというよりも、その場に一緒にいる嬉しい感覚を一緒に共有し、味わい、甘え合うような感覚です。一緒に束の間の休養を取るという感じともいえます。言葉も短くなって断片的な単語で済ませたり、何も言わない無言の時を楽しんだり、気を遣わないでいられます。詰まって一杯一杯だった身体という入れ物に、ふっと穴が開いた感じです。とっても自然で時々口をポカンと開けているかもしれません。
感謝していること
気を抜く時間もたまに取りながら、緩急取り混ぜて、おまけの時間を楽しんで生きていられるのがとても嬉しく、充実しています。
