先日はある研究の第一人者である先生のお寺をお尋ねしました。友だちと二人で参りました。
 先生に対しては元々尊敬の念を持っておりました。学者としても、お人柄も素晴らしい方です。驚いたのはやり手?というかエネルギッシュな奥様でした。
 お二人で何でもネタにしてブラックジョークも交えながら、笑い飛ばされているのにはびっくりしました。

 お寺の外観と本堂両方の素晴らかったので、もしかしたらもしかすると思っておりましたら、福耳と艶のあるご尊顔がお出迎え下さり納得いたしました。
 先生はもちろん奥様とお二人でここを維持されているのだと。
 先生も奥様も高校や大学などで教鞭をとっていらして、真ん中のお嬢様が後を継がれることに決まっているようです。

 先生は奥様に何を言われても、余裕で笑って冗談で返されていました。ほかのことに対しても、自分の手を離れたことには執着しないとおっしゃっていました。いろいろな人を来る者は拒まず、去る者は追わずというスタンスで受け入れられるということでした。何冊も御著書があり、その分野では第一人者でいらっしゃるのに威張るところもなく、温和でお優しく色々なことをにこやかに教えてくださいました。

 阪神淡路の震災でお住まいが倒壊した中から奥様とお嬢様が脱出され、寸での所で火災から逃れたとのことでした。その途中先生が車で駆けつけ、お二人を発見されご自宅に連れて帰られたということでした。
 御仏の御加護で助かった命を、有縁の方々のために生かしていただきたく存じます。

 明るく豪快で華やかな人生の先輩を頼もしく素晴らしく感じました。
 自分の能力で突き進むというより、どちらかというと、あんみつ姫のようにいつも周りの方々に支えられ、助けられて、自分のしたいことがやっとやっと出来る私には本当に敵わないと思われます。
 ただ、天照ではないですが、隠れたり引いたりするより、ネタにして笑い飛ばすくらいなら出来るのではないかととても勇気を頂戴いたしました。昭和20年代までにお生まれになった方々のパワーにはいつも驚かされます。
感謝していること
 年末にも拘らず、お相手をしてくださり、沙汰や布教活動のヒントになるようなことをたくさん教えていただき嬉しかったです。