芸大メサイア2018 | お気に入りの時間に

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   2018年12月20日(木)
   東京文化会館大ホール
   指揮:高関 健
   独唱:
   ソプラノ 吉澤 淳
   アルト 五十嵐彩香、橫瀨まりの
   テノール 西山詩苑、寺島弘城
   バス 小池優介
   管弦楽:藝大フィルハーモニア管弦楽団
   合唱:東京藝術大学音楽学部声楽科学生

昨年初めて聴いた芸大メサイア。
今年も聴かせていただきました。

昨年とは指揮者とソリストが違うだけで、全く味付けも変わってしまうのですね。
高関健のメサイアはとてもスピーディ、オケはほぼノンビブラート。
そして合唱は早いテンポのメリスマももたつくことなく軽々と歌ってしまうのです。
さすが、芸大生!
そして若い演奏者のパワーは本当に素晴らしくて眩しいばかりでした。
オーディションで選ばれたソリストたちも初々しい。

芸大メサイアは1951年初演以来、チャリティーとして公演を重ねてきたのだそうです。
親子で長年聴き続けていらっしゃる方も多いとのこと。
今年の演奏、指揮者、ソリストについて家族で話せるのも楽しいことでしょう。

個人的にはメサイアは学生時代に初めてオケ付きで歌った思い出の曲です。
12月に聴く第一部は格別ですし、終曲では学生時代のことを思い出して胸が熱くなります。
ここ数年は教会で小編成のメサイアを聴くことが多かったのですが、芸大メサイアのような大きな合唱団での演奏も華やかで楽しめました。