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2025/5/13(火) 19:00開演 

すみだトリフォニーホール大ホール

フォーレ:バラード嬰ヘ長調op.19

シューマン:色とりどりの小品「5つの音楽帳」op.99

ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲

      第1巻&第2巻op,35

ラヴェル:夜のガスパール

リスト:「ノルマ」の回想S,394 R,133


35年ぶりに聴くダルベルト。

35年前は私は裏方としてダルベルトのコンサートに関わっていたので、正確に言えば舞台袖で聴いていました。

フランス人ピアニストとしては骨太な印象があって、その後聴く機会がありませんでしたが、会社の近くでポスターを目にして久しぶりに聴いてみようかなと足を運んだのです。


来日40周年記念、ダルベルトももう70歳になるのね〜、

盛りだくさんで聴きごたえのありそうなプログラムですが、大丈夫なのかしら?

なーんて、全くの杞憂でした。

ブラームスもラヴェルもリストもダイナミックな演奏で、ああダルベルトって楽器を鳴らし切ることができるピアニストだったのね、ピアノもさぞかし喜んでいることでしょう!と思いました。

単にダイナミックなだけではなく、その音の中、音楽の中に含まれているもの……うまく言葉で表現できないのですが、積み重ねてきた年月とか想いとか人生とか……を感じて胸が熱くなりました。

そして、美しい弱音でつながれたパッセージの数々。


「夜のガスパール」の実演は、これまた35年前に聴いた海老彰子先生の演奏を超えるものが今までありませんでしたが、ダルベルトのガスパールはまた違った感動がありました。

年齢を重ねることって本当に嫌ですが、音楽の中に若い頃には感じることができなかったことを感じられるようになることだけは嬉しいことなのかな。


曲を弾き終えて舞台袖に歩いて行くダルベルト、あの歩き方は若い頃と同じでした〜

そして若い頃と変わらずおしゃれで、赤いベストと赤い靴下が素敵でした〜


ダルベルトの先生、ペルルミュテル先生も80歳超えても来日されていたので、ダルベルトも「来日50年」を目指していることでしょう。

次回の来日公演もぜひ聴きに行きたいと思います。