出産レポ~ついに出産!~ | LALUNAのブログ♡妊活から出産までの軌跡♡

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2010年8月子宮外妊娠
2014年34歳から本格的にベビ待ち開始!
2013年11月~体外受精にチャレンジ!
2014年3月初の胚盤胞移植で妊娠☆
2014年11月29日元気な女の子が産まれました♡
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出産レポ~はじまりは夢から~

出産レポ~陣痛開始…のはず~

出産レポ~入院から分娩室まで~



処置室を出ると、

助産師さんが旦那さんと母に

分娩室へ移動することを告げる。


痛みに耐えるあまり、

特に会話もしなかったと思う。

車イスのまま分娩室へ。


旦那さんは付き添いで一緒に。


分娩室はお洒落でもなんでもなく

広い「手術室」って感じ。

入口から真ん中をへだてて、

両側をカーテンでしきられていて

分娩台がふたつあるようだ。

わたしは入って左側。

この時は誰もいなかったが

途中でもうひとり運ばれてきた。

その人は点滴で促進剤を打っていて

なかなかお産がすすまなかったみたい。

私も入って産むまで長かったけど

その人はもっと長かったらしい。

わたしが「んーーーーっ!」と

悲鳴をあげ続けているのを

耐えかねてか

助産師さんに

「わたし他にできることありますか?」

って聞いてた。

「うーん、だんだん開いてはきてる

から待つしかないね」と

言われてる。

この日はお産が多かったらしく

陣痛室も空いてないし

順番待ち状態で

分娩室に

入ったみたい。


わたしも陣痛室入ることなく

分娩室だったから。



それにしてもカーテン越しに

人の出産の悲鳴聞いてるの

嫌だろうなと思ったけど、

我慢できなくてごめん!

って感じだったな。


さてさて、

話しは戻り

分娩室に入るとすぐ

痛みの合間に車イスから分娩台へ

なんとかあがり、NSTの他に

心電図?や血圧やら点滴など

色々付けられる。


そして、トイレ行かなかったから

溜まってたおしっこを管を入れて

出してもらう。

そしたら急激に痛みが強くなった!

お産の進みを邪魔するらしい。

おしっこを溜めると

よくないのねーっ!!泣


この頃には陣痛の間隔は1分。

波も1分ほど継続するように。


とにかく痛くて合間も

余韻で痛い。

結局ずっと痛い(笑)


持ち込んだマイタオルを

口に当ててひたすら鼻で吸い込み

「フーッ!フーッ!」と口で吐く

ことだけに専念…


…したいけど無理ーっっ!

声が出るーっ!


「んーーーーっ!んーーーっ!!」


とくに助産師さんが陣痛の時に

指で広げて?介助するのが痛いよっ!



ただ、鼻で吸うことだけは死守

してたっけ。


この時、分娩室の真ん中にある

時計とNSTを見ながら

波がきたら1分頑張ろう!

ってことと、

とにかく23時まで頑張ろう!


と自分なりの目標を決めて

耐えてた。


助産師さんは二人いて

もうひとりの妊婦さんも入って

くるし、別の患者さんからの

深夜の問い合わせの

電話が入ったらしく、その場で

対応してたり、と

とにかく忙しそう。

放置されることしばしば。


その間は旦那さんとふたり。

汗を拭いたり、ペットボトルで

水分補給してくれたり

一緒に「フー!フー!」と

呼吸したりと

横で励ましてくれてた。


助産師さんは先生を呼んだようだが

「子宮口全開になったら」とか

なかなか来ないらしい。


実はこの時はじめて助産師は

赤ちゃんの頭がうつ向いておらず

引っ掛かっていることに気づいた

と後で知りました。

「カルテに書いてなかった」と…。

いわゆる回旋異常?


助産師さん同士で

「オオカミ少年にならないと

来ないわ」的なことを話してた。

おいおい、どんな医者やねーん!


なんでもいいから早く来てー!


そうこうしてるうちに

助産師さんがしびれを切らした?のか

「いきみましょうか」と、

分娩台の足の部分を準備しはじめ

足を固定し、おまたの辺りも

赤ちゃんが出てこれるように

セッティングした。


え、先生来てないのに?


と思いながら


言われた通り、

波がきたら

いきむ!

「っふんーーーーーーーーっ!!」


痛みの間3回くらい。

息が続く限りめいっぱい。


他の方の出産レポとかで

「頭見えてるよー」とか

「もう少しだよー」とか

全然なくて、

正直いつまでーっ?!って

聞きたかった。

でもまた

「まだまだ」なんて言われたら

立ち直れないので

聞けなかった。


目標の23時になっても

終わらなかった。


もう時間を気にする余裕も

なくなってたけど

やっと先生到着。

開口一番

「顔上むいてたっけ?」

だって…

(赤ちゃんのこと)

オイオイ!!!マジか!

前の検診で質問したやろー!!

イライラされて適当に

流されたと思ったらこんな事ーっ!?



「今日は4人入院したけど、

一番最後に入ったLALUNAさんが

一番早かったなぁ」

とも言ってたけど、

帰らされたんじゃーっ!!

※だから陣痛室入れなかったのね


もう何でもいいからなんとかしてー!!



先生のもとで

何回かいきんだら

先生の手で完全破水させられる。

おまたがお湯をかけられたように

あたたかくなった。


もうこれ以上の痛みはない

だろうと思ってたら

そこからさらに痛くなる。


順番は覚えていないけど

「会陰切開します」と

ジョキッと切られた。

痛みはあまり感じなかった。




先生から

回旋異常による

「吸引分娩」を告げられる。



トイレのスッポンにチューブが

繋がっているような器械で

赤ちゃんの頭を引っ張る。

この器具をつけるために

先生が指で赤ちゃんの頭の

周囲をえぐる?

表現しづらいが

スッポンをつけやすくする

ためにだろうが

これがまさに「死ぬほど」痛い!

こんな力残ってたのかと思うほど

体がのけぞった!

「っんぐぅぅぅぅーっっっ!!」

強烈に痛かった。


そしてまた波がきたら自分で

いきむ!

いきむ!

いきむ!


波が去って

ふー!

ふー!

ふー!


いきむ!


いきむ!


いきむ!


誰も教えてくれない(泣)

いつまでーー?!


んーーーーーっ!!!


そしたら

待ちに待った


「はい!お腹に手を置いて!

ハッハッハッハッ!」


と言われる!!!



事前に病院でもらった冊子で

分娩の流れを読んでいたのだが

「頭が出たらハッハッハッハッで

終わるんだなぁ」と

思っていたので

めちゃくちゃ嬉しかった!!


キターーーーッ!


先生も助産師さんも

旦那さんも(笑)

全員で

(私は喜び勇んで♪)


「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」
※決して笑っているわけではない

予習(?)によると

あとは「ドゥルン!」と

らく~に出て終了のはず。

が、

すごい勢いで飛び出してきた

らしく、その瞬間も

いったぁーーーーいっっ!!!怒

一瞬だったけど

痛いよっっっ!!!

なんでーーー!?泣


助産師さんたちが

「おめでとうございます」

とか言ってたってけな?

とにかく安堵の空気に

変わった。


日付は変わり

11月29日0時9分だった。


先生も

「おーおーすごい勢いで

飛び出してきたわ」と…。


赤ちゃんの口からチューブを

入れて羊水を吸い出すと

泣き出す我が子。





私の胸の上に。

ドロドロで

小さくて。


疲労困憊&興奮状態で

まともに見られなかったが

「はぁ~っ!はぁ~っ!

はぁ~っ!はぁ~!

頑張ったね~っ!

えらいね~っ!」

と声をかけた。


涙が出た。


我が子がすぐ体を拭いてもらったり

としているうちに

わたしは切開した会陰を

チクチク縫われる。

これも地味に痛かったな(笑)

なんか引っ張られながら。

結構、雑に扱うのね~って印象。

なにぶん見てないので感覚だけど。


先生は罪滅ぼしなのかなんなのか

しきりに

「吸引は生命保険下りるから」と

事細かに説明をしてきたが、

そんなんどーでもえぇわいっ!!!

と思った。


赤ちゃんが出てきた瞬間から

旦那さんがビデオを回してくれて

たんだけど、

ずーっと保険の説明をする

先生の声が入ってる…。イラナイ。


この後2時間は分娩台で安静。

助産師さんが汗だくの体を

拭いてくれたり、産褥ショーツを

はかせてくれ、パジャマに

着替えさせてくれた。


途中でお腹を押さえ出血量の

チェック。ちと痛い。


キレイにしてもらった

我が子がベビーベッドに乗って

私の隣へ連れてこられた。


「はぁ~♥

これが私の中にいたの?!」


信じられない気持ちで

ベビーベッドに手をのばした。


「頑張ったね」


それしか言えなかった。



旦那さんはお互いの両親のもとへ。


一人ずつなら分娩室に入れる

らしく、代わるがわる

見にきた。


うちの母が泣いて

私の頭を撫でて

「頑張ったね」って

言ってくれた。

嬉しかった。



しばらくして、我が子は

新生児室へ連れていかれ、

ひとり、安静。


2時間後に移動のため

車イスに乗るんだけど

体が動かない。

助産師さんに支えられながら

なんとか乗ったが、

もう首から下が完全に自分の

ものじゃないようだった。


点滴したまま旦那さんの待つ

病室へ。

旦那さんからねぎらいを受け

しばし興奮を分かち合ったのち

旦那さんはソファーで寝てもらった。


でもわたしは

興奮のあまり

まったく寝られないまま

朝を迎えた。