先月のことですが、連休真っただ中に船釣りを楽しんできました。
【Fising Data】
とき:令和2年9月20日(日) 4:50~12:00
ところ:茨城県大洗町「光来丸」
天気:曇り(帰りに弱い雨)/弱い風
気温:18℃/24℃
潮まわり:中潮
釣果:ハナダイ15匹、マダイ4匹(20センチ前後)、他リリース
【解説】
前日の昼間から仮眠しようと思ったのに、楽しみすぎて一睡もできぬまま、やむなく港へ。
お前は修学旅行前日の中学生かと。
そりゃあしょうがない。だって、これが実質、はじめての船釣りだったんですもの。
家を出たのが22時、途中道草くって、大洗港に着いたのが午前1時30分。
出港時間まで3時間もあって、すこぶるヒマ。
暇つぶしにと思って、港内でのメバリングセットを持ってきたが、実は現在、大洗港はほとんどの区域で釣り禁止。
でかでかと看板にそう書いてあると、なんとなく後ろめたくなり、車で無理やりにでも仮眠を取ることに。
・・・結局、ほとんど眠れなかったが。
さて、そうこうしているうちに、時計の針は3時30分を過ぎており、周囲には同じ釣り客っぽい人たちが集まり始める。
乗る船はそれぞれ違うようだが、私も竿やらクーラーやらを後部座席からおろし、スタンバイ。
指定の集合場所に向かってみると、1台の軽トラを発見。きょろきょろしていたところで声を掛けられ、「どちらの船をお探しですかー?」と聞かれたので、すかさず「光来丸さんです」と答えると、「私です!どうも、よろしく!」と明るく返される。
電話でもそうだったが、面と向かってみても優しそうなおじさんだ。いや、実際親切だった。
・・・まあ、外見は予想に反してスマートだったけど。なんとなくだが、釣り船屋っていうと、もっと強面のイメージがあった。
その後、乗船手続きを済ませ、受付で氷をもらい、指定された座席へ案内される。
手前の棚には半氷状態のエビ餌が置いてあり、足元には魚キープ用のバケツが。
なるほどなるほど。youtubeでしか見たことがない船釣りのイメージが、どんどんつかめてきたぜ。
しかし、出船予定時間の4:30になっても、船が動く気配がない。
どうやら、遅刻している客が1人いるようだ。
船長たちはやれやれ、といった感じで待機していた。私は挙動不審張りにそわそわしていたけど。
20分後、最後の1名が到着し、全9名が揃う。ほどなくしてエンジンが作動し、空も暗いうちに出船。
いざゆかん、大洗沖へ。
乗船時間は意外に長かった。正味1時間ってところか。
船酔いしないよう、乗っている間は、ひたすら遠くの景色を見つめる。雲でも船でも、なんでもいいので。
西側の陸地は常陸那珂漁港?っぽい景色が見えてくる。その反対側の海原には、延々と伸びる沖堤防が。一体、長さは何キロあるんだろうか。
ちょっとずつ景色が変わりながら、やや沖合に進んだところで最初のポイントに到着する。
ということで、船長の合図が入り、釣り開始。
・・・が、それにしても予想以上に船は揺れる。気を緩めると「おっとっと」という具合に。
別に波も高くないし、風も強くない。動画では釣り初心者が難なくやっているイメージがあるが、こうして立ってみるとまるで感覚が違う。
それでも少しずつ体を慣らしながら、釣りに専念する。
最初のうちは、船の揺れに追い付かず、錘の負荷が予想以上に強く、中々アタリが取れない。
しかし、次第に「プルプル」という魚信をつかむことができ、餌を取られながらも何回か合わせ続けてみる。
とりあえず即アワセを続けてみること30分、ようやくファーストヒット、ついつい「手ごたえあり!」とか口ずさんでしまった。右隣の人の視線が痛い・・・。
巻きあげてみると、15センチほどの小さなハナダイ。あまり引かなかった。
だが、これでテンポをつかんだのか、間もなく2匹目のハナダイを掛ける。
1匹目とは違い、そこそこ抵抗を感じ、25センチほどとサイズアップ。
よっしゃ、次だ次!・・・とテンションが上がったところで、船長が見切りをつけたのか、ポイント移動となった。
続いて第2戦目。
ここではコンスタントにハナダイをあげることに成功。
途中、手のひらサイズだが、本命のマダイも混じる。
というか、今回はそれぐらいのサイズがかなり多かったらしい。
この時点で一定の釣果があったものの、その倍ぐらいのペースで餌が取られ続ける。
なんというか、手返しが悪い。遊動テンヤ6号を底まで落とすのに約40秒、反して取られるのは本当に一瞬。
餌もどんどこなくなっていき、結局買い足すことに。
ここでちょっと趣向を変え、いろんなブログを参考に準備した甘エビを繰り出す。
具体的には、柔らかい身を〆るために、砂糖と味の素を振りかけておいた。
支給されたエビよりもやや大きいが、そこは尻尾を長めに切って、なんとか塩焼きサイズの鯛たちのお口に入るよう、調整してみた。
↓こんなイメージで。意外と頭は外れず、落とし込んでもくるくる回転しなかった。
底に落として誘いを入れ、一時停止すると、すぐにアタリが出る。
大きいからすぐには飲みこまないかなと思い、ひと呼吸おいてから合わせる。
しかしハズレ、とたんに竿先が軽くなったので巻いてみると、甘エビはあっけなく大(鯛)破。・・・鯛、だけに。なんつって。
甘エビは柔らかすぎて使いづらいと誰かが言っていた気がするが、まさかこんなにも餌持ちが悪いとは。身はぼろぼろになり、細い手と背中の殻だけが戻ってきた。
しかし予想に反して魚たちからは好評だったようで、支給品と負けず劣らずアタリが出る。
そこそこストックもあったので、めげずに使い続けてみると、およそ5匹目あたりでヒット。
巻いてみると20センチぐらいのマダイが。その後、何匹かハナダイを追加する。
甘エビは確かに柔らかいが、これはこれで食いがいいのかもしれないね。
そんなこんなで、甘エビと鯛共に翻弄されながら、またもポイント移動となる。
ちなみに、最初はハナダイとマダイの区別が全然つかなかった。背びれと尻びれに違いがあると、ググってはじめてわかった。
第3戦目も同じような経路をたどった。
支給品と甘エビを交互に使い、ハナダイ時々マダイ、それなりの釣果を得る。
いやはや、ハナダイもそこそこ引くもんだね。この釣り味がたまらない。やばい、これははまりそうかも。
ちなみに、ここまで私は鯛しか釣っていない。ほかの人はイナダや根魚など、うれしい外道を釣っていたようだ。正直うらやましい。
というか、鯛しか釣らないのも、これはこれである種の才能だと言い張りたい!
なお、それぞれのポイントでの実釣時間は約1時間弱ぐらい。
そういえば、船長さんがラジオ?で別の釣り船の船長さん?と交信をしていた(のかな?)。やたら茨城訛りがすごく、威勢がいい。
ラスト4戦目、残り時間20分ほど。
ここはやや潮の流れが速く、8号でもあっという間に右から左へ仕掛けが流されてしまう。
途中、3回ぐらいオマツリが発生。両サイドの方々、本当にごめんなさい。
ぽつぽつとハナダイをあげていく中、「まぐれでヒラメでもつれねーかなー」とわずかな期待を抱くが、現実はそう甘くない。
特に何の変化もないまま、12時をもって釣り終了となった。
そして、船に揺られながら1時間、釣った魚の整理と片づけをしながら、大洗港へ戻っていった。
そういえば、テンヤのロストはゼロだった。途中根がかりもしたが普通に回収できた。底は砂地がメインだったのかな。
キープは19匹。塩焼きサイズだが、ハナダイは刺身でもいけそう。我ながら、初めてにしては上出来かな、と思うことにした。
振り返ってみれば、連日悪天候が続く中、今日は気温もちょうどよく、釣りの最中は雨も降らなくてラッキーだった。
釣った鯛たちは、その日のうちにある程度調理しました。
そのあたりは、お料理編として、別途ブログを書こうと思います。
ちなネタばれですが、ハナダイ・マダイ共々、型は小さいですが大変美味しかったです。これは専門に狙う人の気持ちがよくわかりますわ。生・焼く・煮る、どんな調理法でもうまいです。
とりあえず、お疲れ自分。よくぞ、一睡もしないまま、船酔いしなかった(`・ω・´) これが若さか。
まあ、帰りの高速が死にそうだったけど。
体力に余裕があれば、途中で笠間焼でも見に行こうと思ったけど、そんな元気は残されていなかった・・・。
また、次回にでもいきましょ。
【当日のタックル】
竿:ダイワ テンヤゲームX 240-MH・・・初心者でも扱いやすい竿だと思います。アタリもなかなか取りやすい。思ったより竿全体が柔らかいですが。
リール:ダイワ EMMS 3012H・・・普段からシーバスで愛用しているリールです。色合いとデザインが(・∀・)イイネ!!廃盤になったのが悔やまれる。
ライン:シグロンPE X8 0.8号(200m)・・・しなやかで、特にライントラブルは起きませんでした。
リーダー:シーガー・フロロ4号
テンヤ:ハヤブサ 遊動貫撃テンヤ 6号、8号、12号・・・カラーはオレ金しか使いませんでした。ちなみに船の推奨号数は8号です。
餌:支給品のエビ(芝エビ?)、スーパーで買って〆た甘エビ・・・噂どおり、甘エビは餌持ちが悪い!(鯛のお口には合ったようですが。)
余談だけど、フィッシュグリップ等はお金をケチらず買えばよかった。
テンヤは基本2つ針なので、魚から針を外すとき、素手やペンチだけでは非常に危険。
あのぶっとい親針がぐさっと刺さりかねない。本当にマジで。
それと、あまり言われないことかもだけど、船釣りにおいてレインコート(レインスーツ)と長靴は必須。絶対に必要。
雨が降る振らない関係なく。


