ちゃっぽぉ~ん ────
輝美とッ!!
律子のぉーッ!!
超常的な何者かと親しくなったりするような物語の場合、何らかの形で別れの描かれる結末が多いので……
私らがフィクション的な話をいっこも進めんと、ほぼ素の感じで毎回トークしとんやろ?
どうせディレクタがシナリオを考えるんだから、我々が別れようのない展開にすれば良いだけなのに。
やっ、そもそも今はその気もないやろ(笑)。何せ私らの死事は終わりがあらへんからなァ……。
律子さんの場合は、死事の最中に彼氏さんに見つかる事で面白味のある展開になりそうな気がするんですが。
せやけど、その為には輝美さんがトチらなアカンねんで?
そうなんです。設定上完璧とされているキャラクタも、強敵との戦いの際などには何かしらのミスをしてピンチに陥らなければ……つまんない。
何の苦戦もせえへんヒーローを描くとして、もしオモロかったとしたら……よっぽど構成が上手いとかやろ、何せDには無理やって。
でありますからして、多少なりとも我々を輝かせたいのであれば前述の『ピンチ理論』を使うべきであって……
私らのやってる事に気づいた“処理対象”つまり殺人犯が輝美さんの命を狙いにかかるとか(笑)。
ええ、そうですそうです!!そうなった暁には、あえてタイムリープもワープも封印して律子さんアナタの救出をお待ちいたしておりますので。
おわッ、そうか!!タイムスリップとか瞬間移動が出来てるんって輝美さんのお蔭やったんや!?……エッ、そないなったら私イッキに不安になってんけど、ダイジョブかな(汗) ──── とか何とか言うとったら今日もまた30分遅れたやん。ほなまた明日!ココでお会いしましょねッ♪ッちゅーワケで、ここまでは私・槇野律子と
ワタクシ相馬輝美の両名でお届けして参りました!それでは皆様方どうぞ、ご機嫌麗しう……