今日はスチールベルトの材料(素材)について確認してみます。

スチールベルト材料に必要な要素ははてなマーク


強度

バネ性

平坦度

キャンバー


などでしょうか!!


・強度

 材料が金属と言うこともあり樹脂ベルトやタイミングベルト

 と比べた時にあるレベル以上の優位性があると思います。

 また、ベルト強度≒硬度!?


・バネ性

 これに関しては少々厄介な話がありますので、細かい話は

 後日にしますが、基本的には弾性変形領域で使用し、

 材料にどれだけの変形(応力)をかけるかを解析することで

 ベルトを設計していきます。

 ここでスチールベルトメーカーの力量の差が出るようです。

 ベルト板厚とプーリ径の関係を質問して、そこからベルトが受ける

 応力や寿命に対する考え方を質問すれば各メーカーの力量を

 見る事が出来そうです。


・平坦度

 これが悪いとワークが浮いたり、ベルトが蛇行したりする可能性が

 あります。


・キャンバー

 今日メインで書きたかったテーマです。

 キャンバーが良くないとベルト蛇行の収まりがよくありません。

 ここで問題にしたいのが、ベルトメーカの対応です。

 「本当にそのスペックで材料が作れるの。」

 と言う話しを普通にするメーカーがあります。

 そんなスペックを信じて装置を設計してしまった場合、

 購入するタイミングで装置の状況が変わり、いいときもあれば、

 だめなときもある、と言った何がなんだか分からない状況に

 陥ってしまいます。


 ここで注意していただきたいのは、設計の段階でより良い

 ベルトメーカーと打合せをすることです。


 オイラのお勧めの確認方法はキャンバーのスペックあたりから

 測定方法、保証値なのか実測値(素材メーカの保証値ではないの可能性がある)

 なのかを聞き、強度に関するアプローチ方法を板厚とプーリ径の関係から質問してみます。

 答えが計算により導き出された数値なのか、あくまでも経験値なのか

 (ここで経験的に大丈夫みたいな話しが出たら要注意です。)

 を聞いてください。


 あとは、複数のメーカに確認してよいメーカと打合せを進めるのが

 良いと思います。


 

 

 

 


 

今日ある文章を発見しました。


内容としては、「シームレス。」


オイラの記憶が正しければ、シームレスとは、


継ぎ目の無い事で、継ぎ目とは物と物がつなぎ合わせてある部分


という理解でした。


ところが、オイラがみた定義は、「継ぎ跡、段差なし。」


内容としては、金属板を繋ぎ合わせた管から「継ぎ目」を取り除く工程を踏み、


と書かれていました。はてなマークはてなマーク!?


継ぎ目を取り除くはてなマークはてなマーク


取り除いた結果右矢印跡が無くなり、段差が無くなる。


の意味するところは!!







まず、ここで出てくる繋ぎ合わせるは溶接という意味で良いと思うんですが、


段差が無くなるということは、削るか、溶かすか、潰すか、という事になるかと思います。



手で触って段差が無い、接触式の粗さ計で測定しても段差が無い、


さらには光学式の粗さ計でも段差が無い、


どのレベルで段差が無いと表現しているかは分かりませんが


粗さ計で段差が出ないレベルであればすばらしい技術だと思います。



しかし、最も不可解なのが跡が無いという表現です。


目で見て跡が無い、断面を顕微鏡で見ても跡が無い、


セムなどで観察しても結晶粒の違いも無い。


もしここで、母材と溶接部分の結晶粒が同じレベルでの跡が無いと言うこてであれば、


その工程は巨万の富を生む工程・・・。まさにシームレス。




しかし結晶粒まで同じには出来ないと思われるので、何らかの差異はあると


考えられ、本来のシームレスの定義からは外れるのでははてなマークはてなマーク





先日読んだコラムにこんなことが書いてありました。


意味は、「育児をしていると思い込んでいる痛いメンズ」


例としては、


「おれは子供達をお風呂に入れている。」


と言うが、自分は子供達より先にお風呂に入り悠々と体を洗った後に


子供達を招きいれ、体を洗い、湯船に浸かって、びしょびしょの子供達を


お風呂から出す。


・・・・


「でも、奥さんが一人のときは、子供達の服を一人で脱がせ、


自分はさておき子供達の体を洗い、子供達が湯船に浸かっている間に、


即効で自分の体を洗い。自分はびしょぬれでも子供達の体を拭き


パジャマを着せる。」


奥さんはこんな感じでお風呂に入っているのですよ。あなたは子供達の


お風呂の何パーセントに貢献していますか。痛いですねー。



まさにオイラの事です。


まさにイタメン。


反省。


猛烈に反省。


ごめんねー奥さん。これからはもっと頑張るよー。


愛してるよー。(たまには言ってみましょう)