今日ある文章を発見しました。


内容としては、「シームレス。」


オイラの記憶が正しければ、シームレスとは、


継ぎ目の無い事で、継ぎ目とは物と物がつなぎ合わせてある部分


という理解でした。


ところが、オイラがみた定義は、「継ぎ跡、段差なし。」


内容としては、金属板を繋ぎ合わせた管から「継ぎ目」を取り除く工程を踏み、


と書かれていました。はてなマークはてなマーク!?


継ぎ目を取り除くはてなマークはてなマーク


取り除いた結果右矢印跡が無くなり、段差が無くなる。


の意味するところは!!







まず、ここで出てくる繋ぎ合わせるは溶接という意味で良いと思うんですが、


段差が無くなるということは、削るか、溶かすか、潰すか、という事になるかと思います。



手で触って段差が無い、接触式の粗さ計で測定しても段差が無い、


さらには光学式の粗さ計でも段差が無い、


どのレベルで段差が無いと表現しているかは分かりませんが


粗さ計で段差が出ないレベルであればすばらしい技術だと思います。



しかし、最も不可解なのが跡が無いという表現です。


目で見て跡が無い、断面を顕微鏡で見ても跡が無い、


セムなどで観察しても結晶粒の違いも無い。


もしここで、母材と溶接部分の結晶粒が同じレベルでの跡が無いと言うこてであれば、


その工程は巨万の富を生む工程・・・。まさにシームレス。




しかし結晶粒まで同じには出来ないと思われるので、何らかの差異はあると


考えられ、本来のシームレスの定義からは外れるのでははてなマークはてなマーク