HIVとエイズは違う? | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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こんにちは。
性病検査マスターのランドリーです。

HIVとエイズという言葉は知っている
いるけれども、なにが違うのか
イマイチよく分からない方もいます。

そこで今日は基本の知識ということで
簡単に説明します。

まずHIVとエイズは違います。

「HIV」 とは「ヒト免疫不全ウイルス」のことを指します。
※Human Immunodeficiency Virusの頭文字を取った名前です。

人に感染すると、免疫力を
低下させてしまうウイルス
のことです。

※免疫力(めんえきりょく)とは?
体内に侵入した菌やウイルスなどから、
自分自身の体を守る力のこと。

「HIV」 に感染し、治療をせずにいると、
免疫力がだんだん弱くなり、健康な人であれば何ともない
菌やウイルスで 様々な病気がおこります。

その病気が、「エイズの指標疾患」
とされる23の病気の
いずれかにあてはまると、
「エイズを発症した」 と診断されます。
※食道カンジダ症、ニューモシスチス肺炎、カポジ肉腫など

・エイズの正式病名:
後天性免疫不全症候群
(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん)
・英語:Acquired Immune Deficiency Syndrome
※頭文字をとったのがAIDSです。

結論としてはHIVウィルスが体内に入ったのが
HIVです。


そしてHIV進行し発病するとエイズになる!!

またHIVやエイズという言葉だけで「怖い」「すぐに死ぬ」という
イメージだけが先行しているのが
現状のようです。

最初は自分もそうでした。
今思えば、無知からくる不安だったんだと思います。

大切なのは、HIV(エイズ)は、
どのようなことで感染するのか。
どうすれば予防できるのか。
すぐに死と直結しているものではなくなった
という正しい知識を持つことが大切です。

正しい知識を知っていれば、
「怖い」ものではない。


そして
「自分は大丈夫」「関係ない話だ」
「気にしすぎだろう」
そう思っている方は危険です。


HIV(エイズ)は誰しもが感染する可能性はあります。

そのためにも1人1人が
HIV検査を定期的に受ける
習慣をつけてほしいと心から願います