性病検査マスターのランドリーです。
昨日、当院に駆け込んできた30代男性のお客さん
「尿をするときに激痛が走るとのこと」

診察の結果、前立腺炎がかなり進行してしまっている
とのことでした。
男性の場合、クラミジアなどの尿道炎を治さず、
そのまま放置されていくと前立腺まで細菌が入ります。
そうなると前立腺炎に進行していき
ほとんどが慢性化して、治療に数年かかります。
前立腺は精液の一部を作っています。
(精液の中の精子は精巣、睾丸が作っています)
前立腺炎は前立腺炎に急性前立腺炎と慢性前立腺炎の
2つがあります。
特に慢性前立腺炎はクラミジアをはじめとする
尿道炎や精巣上体炎の放置が原因の一つと言われております。
精液のほとんどは前立腺や精嚢腺の分泌液で、
精子の快適な環境を保っています。
前立腺に炎症があると精液の成分が変化し、
精子の運動能が低下して不妊症の原因になることもあります。
やはりその前にクラミジアをはじめとする尿道炎の
検査を受けることをお勧めします。
自覚症状がないし自分には関係ないと思っているあなた!!
そのような考え方が一番危険です。
冒頭の駆け込んできたお客さんも、
リスクのある行為はことはしてきたけど、
症状もなかったため、自分は大丈夫だと過信していたそうです。
取り返しのつかなくなる前に、まずは検査を!!