クラミジアに感染すると。。。 | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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性病科に務める現役スタッフだからこそ分かる
性病検査の種類や対処方法など詳しく解説していきます。

性病に関する正しい知識・情報を出来る限り発信していきます。

前回のブログではクラミジア検査の話をしましたが、
今回は症状の話をしますね。

個人差もありますので参考程度にしていただければと思います。

今回は性器編です。

男性は、尿道がむずがゆくなったり、排尿時に
軽い痛みや違和感
があるそうです。

かなり進行していると膿が出る方もいます。

女性は、おりものが少し増えたり(黄色いおりもの)
軽い生理痛のような痛み、不性器出血
などが起こるそうです。


ただ男性も女性もほとんどの方は、自覚症状がないので、
検査をして初めて分かる方も結構います。


そのまま放置しておくと男性の場合、尿道炎から精巣上体炎、
陰嚢(睾丸)の腫れなど、男性不妊の原因になるそうです。

たまに睾丸が痛くて駆け込んでくるお客さんを見ます。
※クラミジアかどうかは分かりませんが、おそらくそうだと思われます。

本当に痛そうで辛そうですしょぼん

自分も男なので気持ち分かります叫び

女性の場合、子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎などに
進行することもあるそうです。

また不妊、流産、早産などの原因になる場合もあるとのことです。

やっぱり女性のほうがリスクが高くなりますね。


結果が陽性であることを伝えると、
あきらかに危険な行為をされたお客さんは、

「やっぱりそうか」という反応です。

でも検査をして早期に発見できたほうがいいんです。

治療すれば確実に治るものなので。


クラミジアは、エイズのような命取りの病気ではないと油断していると、
自覚症状がほとんどないので感染や発病に気付かないまま進行し、
治療しなければ何人も感染させたり、他の病気を誘発することになります。

そうならないようにするために、検査を受けることが一番良いかなと思います。

あとは当たり前のクラッカーですが、コンドーム装着して性交渉してくださいね。
※古い言い方ですいません(;^_^A