準備と言っても、この天候ではウエイト&バランスのウオッチ位か。
この仕事は、天候に問題無ければ
仕事の70%は終わったも同然なのだ。
パイロットは、勝手に降りて来てくれる。
今日のように、天候も良く、VISも良い時は、大抵、ヴィジュアル・アプローチで降りてくる。その方が時間の短縮になるからだ。
ビジュアル・アプローチと言うと、VFRだと勘違いしている人もいるが、IFRである。
レーダー覆域下で行われるアプローチのことで、レーダー覆域外の場合は、コンタクト・アプローチと呼ぶのが正しいのだが、コンタクト・アプローチと言うパイロットは少ない。
まあ、飛び方に違いはないので、重箱の隅をつつくような話ではあるが。
私は担当ではなく、余裕があるので、普段はあまり見ない情報を見ていると、この到着機は、MELを適用しているではないか。
MEL(Minimum Equipment List)とは、飛行の安全性に問題のない軽微な故障を、ある条件を付加することが出来る装備品のリストである。
内容は、どうもシートベルトの不具合らしい。
フォルトコードと呼ばれる、故障内容を表すナンバーのことである。
当該席にアサインされていなかったので、直ぐにブロックを掛けて、旅客係もお客様も座席が指定出来ないようにする。
隣の席もアサインされていないので、念のためブロックしておく。
MEL自体は、我々の空港では対応出来ないので、『MEL Continue』と言って、MELを適用したまな折り返す事になるが、MELwo適用する為には、機長、運航本部の運航管理者、整備責任者、三者のアクセプトが必要なのだ、整備さんが、いくら大丈夫と言っても、機長が拒否すれば、成り立たない制度になっている。
*他にも、『元飛行機関係者のしょうもない話』を書いていますので、よろしければご覧下さい。(station-control)です。