夫のがんの闘病生活をボクシングの試合に例えたんですが、診察が無事に終わってホッとして、ふと思ったことがありました。
夫よ、戦う相手を間違えていないかい???
戦う相手はドクターEではなくて、がん細胞なんじゃないかい???
ドクターEは攻撃する相手じゃなくて、伴走者でもあり、専門知識を持ったコンサルタントなんだから、喧嘩して勝ち目はないのに、敵にしてどうするよ?
昔、太極拳のセミナーで出た時に、大雑把ですけど「力づくで何とかしたい派」と「力を使いたくない派」に分かれるんだと発見しました。私はもちろん「力を使いたくない派」ですが、夫は「力づくで何とかしたい派」なんでしょう。だから何かを敵にしておけば、誰かを悪者にしておけば、攻撃できる相手がいるんだから楽なんでしょうね。
それが他人に向かっていればいいけれど、私に向かうと大変なことになります。
今朝は売られた喧嘩をしっかり買いましたよ。← 超ムカつく![]()
セコンドだって人間ですから、打たれっぱなしにはさせませんよ。防御もするし、反撃にだって出るんです。余命宣告受けてるからって何でも言っていいということではないでしょう。後で大声出したことは謝りましたけどね。←出来た嫁だと誰か褒めて〜
この喧嘩には後日談があって、夫は私のことを夫の家族に言いつけたんですよね、味方してもらえるんだと思ったんでしょうけど、逆に怒られてました。そんな酷いこと言って、私が怒るのは当然だって![]()
話を戻します。
フライ級の夫が、ヘビー級の相手に効かないパンチをくり出しているようなもんです。勝ち目はないので、だったら逃げないととタオルを投げ入れた私と喧嘩している状況です。
ま、それだけ元気だってことなので、良しとしますけどね。
