【ツイート①】

《「マイペースは最大の強み」世代間で深まる考え方のズレ》

(記事概要)

 モチベーションの源泉が競争心ではなく「自分はこれが得意」「自分はこれが好き」というものを突き詰めて大きく成長していく若者がこれからは増えていくだろう。

(感想)

 とても良いことだと思います。親御さんも我が子に対して他人(親の価値観含)と比べる“相対評価”ではなく“個人内評価”をしてほしいです。

 更に“個人内評価”には①その子なりの良さを認める横断的評価(この記事がそれ)と②その子の“過去”と比べて良くなった点を認める縦断的評価とがあります。場面に応じて使い分けて、どんどん個人の中での評価をして欲しいです。

 具体的には下記記事の5〜7枚目のスライドを参照ください。


【ツイート②】

「学校行きたくない」と中1娘…母はどうすれば?【心理士に聞く】》

(記事概要)

 ご相談内容に「休むことを許すと、ずるずると引きこもり生活になるのではないかという不安もあります」とありますが、ここも子ども目線で考える必要がありそうです。

 休みが必要なタイプの子どもには、大人のような「有休制度」があったらいい、と私は常々考えています。もちろん、お金を与えて休ませるという意味ではありません。堂々と理由なく休んでいい日をつくってあげるということです。

(感想)

 子供が学校に行きたくない理由が思い当たらない時にありがちなのは、交流分析学で言う「ストローク(心の栄養)」の不足です。特に昨今では、親自身は愛情を受けて育っていても、仕事の関係から「これくらいなら子供より仕事を優先しても良いだろう」等といつの間にか不適切な育児環境に陥ってしまい子供が不登校になる「状況性の母性喪失」も起こりがちです。

 適切な育児環境についての理解が必要です。下記記事を参照ください。


【ツイート③】

《「やらされる受験勉強」がどれだけ子どもにストレスをかけるか?》

(記事概要)

 子どもたちが低学年からでも受験勉強に向かうのはなぜか。それは、リアリティがないのに、親の力で頑張らせることができてしまうからです。 子どもが主体的でなかったとしても、成績が上がれば、保護者は「塾に通わせた意味があった」「受験勉強を始めてよかった」と思いがちです。実のところ子ども本人はピンと来ていないし、受験勉強の意味も価値もわかっていないことが多いにもかかわらずです。

(感想)

 積極性を養うのに最適とされる3~6歳に熱中体験をさせれば「将来◯◯になりたい」と思い自ら勉強すると思います。

 事実、幼児期に熱中体験をするのは“東大生あるある”だそう。彼らは積極性を養うべき時に養っていたから「勉強しなさい」と言われなくても勉強を頑張れたのではないでしょうか。


【ツイート④】

上手く我が子を褒められない、保護者たち困惑 「怒る要素ばかり」「褒めるチャンスがない


(記事概要)

 テストの結果とか、参観日に手をあげて発言したとか、何かに選ばれたとか、そういう時しか褒めれない。

(感想)

 これらは全て一定基準を満たしたら(“結果”を収めたら)褒める“絶対評価”です。褒める基本は、子供の中での伸び(努力含)を認める“個人内評価”。これについては下記記事の5~7枚目スライド参照。


【ツイート⑤】

2歳児転落死…手すりよじ登ったか ベランダへの窓開いたまま 千葉・高層マンション》

(記事概要)

 ベランダにつながる窓は開いていて、男の子が高さ110センチほどの手すりを、支柱の部分などを使ってよじ登り転落したとみられることが新たに分かりました。ベランダにはキャンプ用の椅子がありましたが、手すりからは離れた場所にあったということです。

(感想)

 椅子を使わずに支柱の部分等を使ってよじ登り転落したという記事。

 となれば、子供自ら“登らない意志”を持つことが必要でしょう。一度休みの日に親が体をしっかり支えたうえでベランダ下の“世界”を見せて危険を知らせてはどうでしょうか?更に忘れないようにその“世界”を写真に撮ってベランダに貼っておく等も有効だと思います。

 ただしベランダに椅子などは置かないのは大前提です。心からご冥福をお祈りします。


【ツイート⑥】

「そろそろいなくなっても良いと思う…」詐欺被害を悲観して命を絶った22歳娘が母に遺した「遺書」と「優しさ」《投資詐欺の勧誘者を提訴》》

(記事概要)

 投資話を持ちかけてきたY に「しょうもない話に付き合わせてしまって。ごめんね」。/「昔から「そんな事で悩む?」と心配させていた。これ以上生きていたらきっと周りに迷惑をかけ続けてしまうと昔から思っていた」(母への手紙)

(感想)

 一般に過度に相手を気遣うのはHSP(5人に1人)の特徴です。子供(HSC)の頃から「わがままを言ってもいい」「迷惑をかけてもいい」と教え続けることが重要。

 接し方については下記記事の4枚目のスライド参照。HSPは親からの遺伝が多いのですが、本人がHSPかどうかは同3枚目のスライド参照。

 もっとこの気質タイプが周知されることを望みます。心からご冥福をお祈りします。