【ツイート①】

記事[小学生がオンラインゲーム、200万円請求も 相談急増](https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210109-00000048-asahi-ent)

《「子供が親のクレジットカードを無断で利用し高額な請求を受けた」「クレジットカード等の情報を登録している親のスマホで子供がゲームをし有料アイテムを購入した」との相談。親が明細を見ていなかったために気づくのが遅れ請求額が200万円を超えたケースもあった》


→親が課金システムがあることを知っていながら、子供への注意や明細管理を疎かにしていたという場合は、親が「まさかうちの子に限って盗み行為をするはずがない」と子供を過信していたのかも知れません。どんな子どもにも未熟さ残酷さがあるということを認識しておくことが大切だと思います。


【ツイート②】

記事[まるで魔法のような言葉!?幼稚園の先生が使う「子どものやる気を引き出すひとこと」とは?](https://select.mamastar.jp/468260)

 あるお母さんが、幼稚園の先生達がよく使う「かっこいいね」と言う褒め言葉を真似しているとの記事


それよりも、片付けをしている子供達の中から頑張っている子供に注目して褒める先生の姿勢の方がずっと意味があると思いました。怠ける子供に目が行ってしまう指導者も多いですが、それだと場の雰囲気が悪くなりますし、何より、頑張っている子供を褒めるだけで、怠けていた子どもも見習って行動を直します。

 家庭で親が我が子に対する場合でも、頑張っていないところは敢えて目をつぶって、頑張っているところだけを褒めるようにすると、子どもは見違えるように頑張り始めます。


【ツイート③】

記事[親が怒鳴るほど子供はいうことを聞かなくなる!怒りに任せた叱り方の危険性とは](https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210104-00027122-mimollet-life)

《「毎日、朝から怒鳴り散らしてしまいます。でも常に怒鳴ってしまうから、子供たちはまったく怖がらず、逆に行動がエスカレートして、親をバカにするような言葉を吐くようになりました」との相談》

指導の効果は普段と注意する時とので決まると思います。つまり、普段から微笑みを大切にしている親御さんなら、注意するときに真剣な顔をするだけでも効果が生まれますが、普段から怒っている親御さんですと、更に怒らないと効き目がなくなります。その結果、子どもの中で叱責の刺激が麻痺するようなことがあると、この相談者さんのように「子供が馬鹿にしてくるようになった」という事さえ起きるようになります。

「怒りに任せた叱り方の危険性」とは私は、「回避型」愛着不全が子供に身に付いてしまい、それが「第二の遺伝子」となって子供の一生にまで影響を及ぼすことだと思います。更に怖いのは、「回避型」によって人付き合いが苦手になり、産後うつや貧困などの時代に陥った時に、周囲にSOSを出せなくなることです。


【ツイート④】

記事[うちの子、学習習慣が身についてないみたい子どもの自主性を保護者が妨げないために出来ること](https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210103-00010001-benesseks-life)

《「勉強しなさい」と注意はするけど、お子さんと学習のルール作りはしていなかったりしませんか?「勉強しなさい」というだけだと、抽象度が高く漠然としているため、子どもは何をすればいいのか迷ってしまいます。

そのため、時間や量、内容などを決めたルールを定めましょう。「夕食までの30分で学習しよう」「毎日計算ドリルと漢字ドリルに取り組もう」などお子さんが何をすればいいのかを可視化するようにしましょう》

親は「夕食までテレビを見ている時間があるなら、勉強ぐらいするのが当たり前。自分はそうしてきた」等と思っているかもしれませんが、その親の「当たり前」は人生経験が少ない子供にとっては「当たり前」ではないことが多いです。「いつ何をすればいいのか?」という目標をハッキリさせてあげないと子どもは分からないと思います。


【ツイート⑤】

記事[青学大・原監督、5区竹石後退で「ゲームオーバーという形になった」/箱根駅伝](https://www.sanspo.com/sports/news/20210102/ath21010214270017-n1.html)

(東京箱根間往復大学駅伝競走往路)「4区で佐藤が盛り返したけど、5区で竹石が大きく後退し、ゲームオーバーという形になった」と原晋監督》

→4年生の竹石の結果を評して「ゲームオーバー」。学生指導者としては残念です。

 結果にこだわっているとこのような発言が出てしまうのだと思います。自分でコントロールできないもので評価される子供達は苦しいと思います。いずれ「いい結果を出せないかも」と思うようになり、新しい課題に挑戦しようという気持ちが薄れていくでしょう。一方で、“努力”はコントロールできるので、こちらで褒めると子どもは積極性を発揮します。

 では、どんな言葉をかけるのがいいでしょうか。例えば、

「どんなに頑張っても良い結果が出ないこともある。人生とはそういうもの。一番大切な事はそのためにどれだけ努力を傾けていたかと言うこと。つまり『自分はよく頑張った』と思えるようなら、それだけで十分素晴らしいこと。今大切なことは『もうゲームオーバーだ』等と諦めずに、走らない選手達も含めて、今自分にできる事は何かを良く考えて最大限の努力をすること」等でしょうか。


 因みに、「吹奏楽の甲子園」とも言われる全日本吹奏楽コンクール。ある年の地区大会での成績発表後の「閉会の言葉」を私は今でも鮮明に覚えています。「全日本吹奏楽コンクール 〜最高の「閉式の言葉」〜」をぜひご参照ください。


【ツイート⑥】

記事[保育士がやってる「甘えたい盛り」に効果的なわがまま対処法](https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201129-00010001-benesseks-life)

《お子さまが「これ買って!」と言って騒いだり、帰る時間なのに「まだ遊びたい!」と言って片付けなかったりした時に、仕方がないと思って子供の思い通りにさせてしまうと、それが習慣化してしまうかもしれません》

《出先でお子さまが大声で泣き出したら、保護者からすればとにかく早く泣き止んでほしいと思いがちです。しかし、「静かにしなさい!」と大声で叱りつけてもそれは逆効果。先ずはお子さまの興奮をしずめるためにそっと抱っこしてあげましょう。そして、優しく「どうしたの?」と聞いてあげます。すると、ただ泣いているだけでは伝わらないとお子さまもわかり、落ち着きを取り戻していくはずです。抱っこされ、優しくされたことで安心感を得て、自分のことをしっかりと見てくれている、考えてくれているということを感じ取るのです。単純に甘えたかっただけの場合は、抱き締めるだけで収まることもあります》

強くわがままを主張した時は子供が問題を抱えている「充電場合」(下表)にありますその際に必要な支援は、この記事にあるような愛着形成のための愛情行為(「安心7支援」等)です。そうすることによって、子どもは「活動場面」に移り、落ち着いて他者に自分の気持ちを説明するという探索行動を取ることができるようになるのです。


 また、幼い子供がわがままを言うのは良くあることですが、泣き叫んでまで強く主張するのは、日常場面での愛情貯金が足りていないためではないでしょうか。因みに、過去にEテレ「すくすく子育て」に出演した専門家は「イヤイヤが起きた時のための愛情保険」の必要性を指摘しています(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12571121485.html)

 特に「甘えたい盛り」と分かっていれば、“5分間スキンシップ等を毎晩のルーティーンにする等の配慮があるといいのではないでしょうか。


【ツイート⑦】

記事[写真撮ろうと池の氷割れ落下、高校生死亡](https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210112-00000511-nnn-soci)

《付近のゴルフ場に授業後の生徒10人が集まり、凍った池の上で写真を撮ろうとして5人が池の上に立ったところ、氷が割れて水中に落下し死亡》

→ 今は小学生でもスマホを持っている時代。映える写真や動画を撮ろうとする大人を真似する子も当然います。大勢の高校生でもこういう事故が起きるので、小中学生ならそのリスクは更に高くなるでしょう(フォロワーを稼ぐ目的のYouTubeなら尚更)。保護者の指導が必要不可欠です。