【ツイート①】
 ある生命保険会社のCM動画「笑顔が大好き」。大病を抱え不安で一杯の母親。普段は自分自身がストレスフルな生活を送っているのですが、子どもの前では努めて笑顔を作って子どもに不安感を与えないようにがんばっています。子どもはそんなお母さんの笑顔が大好きです。


 実は、このお母さんが心がけている「笑顔(微笑み)」は、子どもの脳内に幸せホルモン「オキシトシン」を分泌させ安心感を与えます。このことは、今の“コロナ禍”の中で不安感に悩まされる我が子に対して、親が心がけるべきことと重なるような気がします。
 また、それ以外にも子どもに声をかけられた時には子どもを見る」「子どもの話をうなずきながら聞く」「指示や注意は『…しようね(誘導形)』で穏やかな口調で話す」等、意識次第で安心感を与えることができる行為はあります(「【愛情の基本】 〜子どもとの愛着を形成する“母性”の働き『安心7支援』〜 パートⅠ」参照)。

自分は辛いけど、子どもの前だけでは絶対に笑顔でいよう!」と頑張るお母さんの気持ちに、見ている側の心が熱くなるこの動画、是非ご覧ください!

【ツイート②】
 物事はポジティブに考えることが大切。専門家によれば、子どもの一生の人格を左右するとされる母子間の愛着(愛の絆)の形成の上では1歳半までが最も重要とされます(⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12364364609.html)。
 普段なら「0歳保育」をしている方も多いと思いますが、この機会を生かして安定した育児が出来れば良いのではないでしょうか。

【ツイート③】
「保護者の8割以上が『子供には外遊びが必要』と回答し、近所の公園や散歩等を行っているものの『手洗いうがいだけでいいのか』『外に連れ出した時の周囲の視線が気になる』等戸惑いがあった」との記事。
3密」や感染(飛沫・接触)のカラクリを理解していれば迷うことはありません。「周囲の視線」については「3密」を回避しているという自信が支えになりますし、「帰宅時の処置」も飛沫感染にはうがいを、接触感染には手洗いをすれば大丈夫。それ以外の感染の仕方はないのですから。

【ツイート④】
(気分転換で散歩をしたり公園で子どもを遊ばせたりする時の注意点について)「公園で遊ぶ時は砂場など子供が密集しそうな場所は避ける」「皆が握る部分に付着したウイルスがありそこから感染する『接触感染』もあり得るので遊具になるべく触らない」「公園での井戸端会議は密を作るので厳禁」と専門家。
 私も先日近くの公園に桜鑑賞に出かけたところ、我が子を連れた4、5人のママ友さん達が公園に来ていましたが、ご多分に漏れず、お母さん方は井戸端会議、その子ども達は遊具に集まって遊んでいました。しかし、許可されている場所・行動だから安心」という意識は禁物です。目鼻口に触らなくても、密集状態で相手のエアロゾル(飛沫以上に長時間空気中に漂うウイルス粒子)を吸い込んでしまったら元の木阿弥ですから。
 特に心配なのが子ども。大きくなれば自分達だけで公園に行くこともありますから、子ども自身が「3密」や「接触感染」「飛沫感染」という“感染のカラクリ”を理解していることが改めて求められます。

【ツイート⑤】
「教育虐待を受けている子供には、疲れ易い、眠れない、イライラし易いといった不調。親に反抗する時に噛みつく等の激しい行動や、爪を噛む、髪を抜くなどの症状が見られることも」と専門家。
 これらの状態の子供に必要なことは、“注意”ではなく安心7支援」等による“受容”です。なぜなら、この状態の子どもは、中学受験に向かって努力するという「探索行動」をするための“安心エネルギー”を溜める時期(「場面①」)にいるのですから。

【ツイート⑥】
「保護者は、たいていのことは目をつむって受け流したほうが賢明です。小言を言うよりも、ちゃんとやっている時に『ありがとう』『助かるよ』『がんばっているね』と肯定的な言葉をかけてあげてください。同時に、子どもの言葉や行動に対して共感してあげるよう心がけましょう。保護者が子どもの話を聞かずに正論ばかり押しつけていると、子どもは保護者に何も言わなくなり、共感してくれる相手を外に求めるようになってしまいます。受け流すといっても無視するのではなく『おはよう』『行ってらっしゃい』『お帰り』等のちょっとしたあいさつや声かけは大切です。これがないと、子どもは見捨てられたように感じてしまいます。とがめるニュアンスが入っていたり、押しつけがましかったりすると子どもは嫌がりますが、それがない声かけなら大丈夫です」との指摘。
 子どもが自立に向けて歩み出しているこの時期の子供に対する基本方針は、間違いなく父性の「見守り4支援」です。上記の「たいていのことは目をつむって受け流す」「子どもは見捨てられたように感じてしまう(=見捨ててはいけない)」がそれにあたります。
 しかし、「『ありがとう』『助かるよ』『がんばっているね』と肯定的な言葉をかけてあげる」「子どもの言葉や行動に対して共感してあげる」「無視するのではなく『おはよう』『行ってらっしゃい』『お帰り』等のちょっとしたあいさつや声かけは大切」は母性の「安心7支援」の行為です。つまり、いかに見守り時期であろうとも、自立に至る過程で傷ついた気持ちを癒す「安全基地」、即ち母性の働きが必要なのです。
 父親が子どもと距離を置き見守っていながらも、それと同時進行で母親が子どもをフォローする。その両性のバランスが大切です。もちろん、その両性の働きを認識していれば、一人親家庭でも支援は十分可能です。

【ツイート⑦】
 ラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」(毎週日曜午後5時からTOKYO FM系列局で放送)の前回の放送で、礼司は息子永太に「自分の得意なことを一つ持て」と教えます。
 実はこのことは、子どもの教育上とても大切なことで、ある物事をより良く改善しようとする「問題解決能力」(「事象に気づく、目標を絞る、仮説を考える、仮説に基づいて実行する」の一連の行動)の育成に繋がるものです。何か一つの事象で身に付けたこの能力は、他の様々なことに応用できるため、将来にも役立つのです。
 ひと頃、顕著に秀でた得意分野がある学生を大学に入学させる「一芸入試」という制度がありましたが、それはこの「問題解決能力」に目をつけた手法です。

 実はこの日の回は、今の“コロナ禍”を意識した内容になっていました。その中の「今つぼソング」として中島みゆきさんの「時代」が採用に。その歌詞が心に染みました。
「そんな時代もあったねといつか話せる日がくるわ。あんな時代もあったねときっと笑って話せるわ」
 

【ツイート⑧】
「当時19歳だった2人の少女は、家族に『肝試しに行く』と言って自宅を出発し、その後消息を絶った。県警は2人が坪野鉱泉に出かけて消息を絶ったと判断し、事件・事故の両面で捜査を開始。ヘリコプターを投入して大規模な捜索も行われたが、手がかりが掴めないまま歳月が過ぎていった」との記事。
 警察が消息場所を判断したと言うことは、行き先(「どこで」)については親に伝えなかったのかも知れません。もしも伝えられていたら、連絡が途絶えた時に速かに捜索が開始できただろうと思います。
 親は「何を」「どこで」「誰と」(その友人から捜索上の情報を得られる)「いつまで」(その時間になっても帰ってこなかった時に直ぐに捜索を始めることができる)については絶対言わせるべきです(子どもが迷うようなら、リビングに項目を書いた紙を貼っておけば良いと思います)。「何で?面倒くさい」と言ってきたら、この事件のことを教えて、「我が子のことが心配だ」と言う親の気持ちを伝えて欲しいです。