【ツイート①】
「祝賀御列の儀」が行われました。
今回、沿道に繰り出した人の数は何と12万人とも言われています。それなのに、平成のパレードの時と比べると、どこか違和感を受けました。なぜでしょう。
平成の時は、ほとんどの人が日の丸の旗を振りながら両陛下を見ていましたが、実は、今回多くの人たちが見ているのは両陛下ではなくスマートフォンでした。ここに違和感の原因があるように思います。
私達は相手と視線を合わせることによって、お互いの間に愛の絆、すなわち愛着(愛の絆)を形成します。インタビューに答えたある女性が「雅子さまと目が合いました!」と興奮していましたが、正にこれこそが“愛の絆”で繋がった証でしょう。
また、“絆”を感じれば、心が響き、自ずと声も身振りも大きくなるものですが、無数の旗と歓声に湧いていた歴代のパレードに比べると、人数の割には静かだった印象を受けました。
【ツイート②】
「女子児童(小6)が下校途中に首を切られ怪我をした。警察は14歳の男子中学生を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した」との報道
中学生による殺人未遂というこの事件は世の中に強い衝撃を与えました。詳しい動機は現在取り調べ中のようです。
同じく当時14歳の中学生による犯行として思い出されるのは、小学6年生の児童の切断された頭部が「声明文」とともに中学校の正門前に置かれた神戸連続児童殺傷事件(1997)。あの時は、躾に厳しい母親の養育が要因でした(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12275831102.html)。
【ツイート③】
記事「布団に置くと爆泣き、エンドレス後追い、キンキン奇声!【いつから? いつまで?赤ちゃんの気になる行動・クセ10】」
「低月齢の間はママとふれ合っていることで安心するので、少しでも離れると泣くものです。だんだんに、離れていても声が聞こえれば大丈夫になります」との指摘。
産まれてすぐ立つ他の動物の赤ちゃんに比べて、人間の赤ちゃんはあまりに無力です。低月齢にすぐ泣くのは、母親に“自分を守らせる”本能の表れではないでしょうか?
なにせ、生きていくためには、自分の世話をしない母親でさえ“切って”しまう(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12381656454.html)のですから…。
【ツイート④】
記事「同居を迫って「息子嫁に泣かれました」という姑の相談に「そのままでは孫に会えなくなります」と批判相次ぐ」
「息子夫婦に『家を建ててあげるので同居してほしい』と頼んだという姑は『息子は長男ですし、結婚してしばらくは自由にさせてあげてたのだから、同居は当然だと思います』と主張。息子夫婦に孫も無事に産まれ、『今の息子夫婦の住居では狭くて子育てができないし、新しく家を建て替えてみんなで住みましょう』と提案しましたが、息子の嫁から『同居は絶対に嫌だ』と泣いて断られている」との記事。
以下は精神科医岡田尊司氏の指摘です。
「そもそも子育ては母親一人で行うよりは、家族で行うものだったが、核家族化によって子育てが母親一人に委ねられ母親の負担が増した。これ以降“母子の密着”や“母親からの支配”が起こりやすくなった。戦前の“我慢”を美徳とされていた価値観も、敗戦によって個人の欲望を主張する空気が強まった上に、工業化と都市化によってもたらされた“核家族化”が、大家族に基盤を置いた”互いに協力しながら生活をする”という価値観を急速に衰えさせた。愛着は“他者愛”や”共同体愛”を支えるものだが、それに反して、人間や社会はいよいよ“自己愛(自分のことを優先的に考える考え方)”的な様相を呈していく。それ以降家族間の愛着崩壊が始まり日本人の人格の歪みが始まった」(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12276114693.html)。
昔は長男夫婦の家におじいちゃんやおばあちゃんがいる家庭は当たり前のようにありました。今は、新たにワンオペ育児等というリスクを抱えながらも別居を望もうとするのは、“家”よりも“個人”が尊重される今の時代を象徴する姿なのかもしれません。
【ツイート⑤】
記事「ボール遊びも大声も禁止…「そして誰もいなくなった」 荒れ行く公園が問い掛けるもの」
「日中なのに人気がなく、ひっそりとした公園。長く訪れる人もいないのか、地面は雑草に覆われ始めていた。そんなもの悲しい公園の写真がツイッター上で話題になっている。『“危ないから”と遊具を撤去し“危ないから”とボール遊びを禁じ“危ないから”と花火を禁じ“危ないから”と外遊びを禁じ、やがて誰もいなくなった』」との記事。
公園にはボール遊びや花火、大声を出すことを禁止するボードが掲げられていると言います。
これは“個人主義の成れの果て”の姿でしょう。
【ツイート⑥】
今日、ある検査のため、ある医療機関を受診。看護師さん方の対応、特に言葉遣いが丁寧で“安心感”を感じました。また、心電図検査をすると言うので靴下を下げたら「靴下ありがとうございます」と言われたのには感心しました。
相手との間に愛着(愛の絆)を形成し、“安心感”を与える「安心7支援」の「④穏やかな口調」、そして私達の承認・尊重の欲求を満たしてくれる「ありがとう」「すみません」の大切さを改めて実感しました。
子ども達には将来そんな社会人になってほしいと思います。