【ツイート①】

記事「神戸教諭いじめ 児童同士も急増 影響うけた可能性

「市教育委員会は17日、教諭間のいじめが始まった2018年度から同小の児童間のいじめも急増していたことを明らかにした。市教委が把握する児童間のいじめは17年度にゼロだったが、18年度は13件に増え、今年度は9月までの半年で16件に達した。市教委は、教諭間のいじめが影響した可能性が高いとみている」との報道。




   先生達が「人をいじめてもいい」と言動で子供達に示しているのだから、子供達にその意識が移るのはある意味当然のこと。特に家庭環境の中でストレスを溜めている子供についてはてきめんだと思います。

   このことは学校現場に限ったことではなく、家庭においても、子供にルールを教えるべき立場の親が家族を怒鳴ったりイジったりしていると、子供は家の外で友達に対して同様の言動を見せることになると思います。


【ツイート②】

記事「【父親のモヤモヤ】「今日はお休みですか?」父子だと警戒される男性の育児 「イクメン」が可視化する社会

「子どもを連れて、遊び場へ連れて行くと、別の母親から度々、あいさつのように声かけが。『不審な人物でないか、相手が警戒しているのが伝わってきました』」との記事。



   一口に「育児」と言っても0歳児から小学校に入学する前まで、その範囲は広いです。母子が育児に特に重要な役割を果たすのは、愛着形成臨界期の1歳半まで(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12212702886.html)。それ以後であれば、むしろ子供の社会化に重要な役割を果たすとされる父親と子供との繋がりが大切になります。その中で、特に子供の遊び相手は重要です(⇨①https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12285757260.html ②https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12285889281.html)。


【ツイート③】

   TBS「グッとラック」で「災害ボランティアに望むこと」という特集をしていました。その中の一番目に挙げられていたのが「辛そうな表情ではなく笑顔で活動して欲しい」と言うものでした。「笑顔(微笑み)」という「安心7支援」の愛情行為が作るものは、被災者がボランティアに対して形成する愛着による“安心感”です(愛着は親子間だけでなく、人と人との間に築かれるものです)。“笑顔がない”、ただそれだけで、被災者は自分達のために働きに来てくれたボランティアに対してさえ、“不安感”を抱いてしまうのです。

   私事ですが、小学校で教鞭をとっていた頃に、極度の不安障害とも言える自閉症スペクトラム障害だった子供(複数の大人に暴力を振るうほど精神不安定状態だった子供)が、私との間に“愛の絆”を結んでくれたのは、当時私が唯一心がけていた“微笑み”だったと思っています。

   たかが一つの行為、されど一つの行為。


【ツイート④】

記事「何度注意しても鼻ほじりをやめない息子、どうすれば?【小川大介先生の子育てよろず相談室】

「鼻ほじり『寂しいから何となく落ち着かないから何かに触れていたい』という気持ちの表れ。つまり『行儀が悪い』という叱り方では鼻ほじりは治らない。それよりも、お子さんを抱っこしたり一緒に遊んであげたりする事が大切」との専門家の指摘。



「抱っこ」はスキンシップ、「一緒に遊ぶ」は子供を見る、子供に微笑む、子供に優し語りかけるなどの行為。これらは「安心7支援」による行為。つまり愛着の根本である「安心感」が、子供の「寂しい」「何となく落ち着かない」という気持ちを解決するのですね。

   因みに、指しゃぶりも「寂しさ」の表れだそうです(⇨http://yubisyaburi.com/)。


【ツイート⑤】

記事「「胸がないことを…」別の女性教師もセクハラ被害か」(神戸小学校教師イジメ)

「(加害教師からは)例えば『生理の周期とか大体この時期ちゃうか』とか言われた。生理になった時にも言われる。『胸がない』とか体形的なことも言われる」と被害女性教師。

   女性の生理を侮辱することは当然だが、見落とされがちなのは「身体的特徴の悪口」は厳禁ということ。

   因みに、タレント有村藍里はネットでの「口元が残念」との揶揄がきっかけとなり整形手術を受けました。また、ジャガー横田は「シミおばけ」(旦那)「老婆」(息子)という“家族内”での悪口から、やはり整形手術を受けました。

   私達は普段、家族内や知人同士で何気なく他人の身体的特徴についての悪口を言ってはいないでしょうか?特に子供の前で…。


【ツイート⑥】

記事「いじめ加害者になってしまう子の3つの共通点

「“愛着”とは『特定の対象(子供の場合は特に“親”)に対する特別な情緒的な結びつき』のこと。男女共に、いじめ加害の経験をした子は、経験していない子に比べて、有意(単なる誤差ではなく、ハッキリとした意味の有る差)に親への“愛着”得点が低く、学校全体への不満感と抑うつ傾向が高い事が報告されている」との指摘。

   愛着といじめとの因果関係を指摘する貴重な記事です。愛着不全による不安感がストレスとなり、いじめ加害に繋がるのでしょう。ある専門家は「いじめは加害側が溜め込んだストレスを発散する行為として現れる(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12200444814.html)」と指摘しているのです。

   因みに、この記事での指摘は、読めば読むほど岡田尊司氏の考えと殆ど同じです。


【ツイート⑦】

記事「月曜日からどよ~んとする親子

    父親でさえ月曜の朝は仕事に行きたくない。


“感覚過敏”の自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもなら尚更、その不安感は普通の人の何倍にも大きくなります。逆に言うと、人によって“程度”が様々(スペクトラム=連続性)なだけで、誰でも持っている感覚です。昔は発達障害という概念がなかったから、大人からすると「それくらいで…」と思うかもしれませんが、実は配慮が必要です。

   でも、正式な診断を受けているこのお子さんは、そういう特徴が分かっているからまだ幸せだと思います。一番苦しんでいるのは、知的な遅れが無いために健常児に見えるASDの子どもです。人一倍感じやすくリアクションがオーバーな子ども(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12268774303.html)は要注意です。「たったこんなことくらいで…😓」と否定的に考えるのは危険だと思います。