【ツイート①】

記事「貴景勝「まさかできるとは」先代師匠・貴乃花親方にも捧げる初優勝



「白星黒星を考えず、内容を求めて相撲を取った。これからも黒星につながってもしっかり自分の相撲を取りきりたい」と貴景勝。

   結果に一喜一憂するのではなく、自分らしい相撲を取ること、それだけに集中する。私はここに彼の強さがあると思った。相手がある事だから結果はその相手次第で変わってくる。良くない相撲を取っても、相手が未熟であれば勝つこともある。良い相撲を取っても相手が優っていれば負けることもある。また、それぞれその逆もある。つまり、結果にとらわれていると、自分の気持ちが揺らいでしまうのだ。しかし、貴景勝のように、結果に関係なく自分らしい相撲を取ることだけに集中していれば、自分の気持ちが揺れる事はなくなる。結果は自分ではコントロールできないが、自分の取り組み方はコントロールできる。そういう安心感もメンタル面で強くなれる一因なのだ。

   しかし、それも指導者次第。良い結果が出た時だけ褒めている指導者の下ではそういう力士は育たない。しかし仮に教え子が負けた時でも、内容の良い相撲が見られれば、それを褒めることができる指導者こそが貴景勝のような力士を育てるのだ。最近部屋が変わったばかりの彼にそういう指導をしてきたのが元貴乃花親方だったのだろう。

   子供も同じ。結果を恐れずプロセスを重視する姿勢を身につけさせたい。結果だけを気にしていると「不安型」の愛着不全になる危険も高まる。⇨「「愛着」の維持のために② ~良い結果を褒めていると「不安型」愛着不全に?~


【ツイート②】

記事「イクメンなんて目指さないで。夫婦の基盤があれば、子どもは8割がた順調に育ちます

   この「夫婦の基盤」とは、私は「父親と母親が本能的に持つ『父性』と『母性』(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12394175173.html)が発揮されること」だと考えている。「イクメン」にこだわり過ぎると、この「父性」と「母性」の働きを妨げる恐れがある。例えば、母子の「愛着」が形成される1歳半までは、育児に中心的に関わるのは母親であるべきであるが、その前に父親が母親に代わってしまうことは望ましくないと考える。

   更に言えば「子供のしつけ役」という「父性」を持っているはずの父親の立場が、家庭の中で母親が父親をからかったりバカにしたりするによって軽視されていることも、「夫婦の基盤」を揺るがし子供の成長を妨げることになる。

   先の“母子間の「愛着」形成”が上手くいかないと、子供の一生の人生に悪影響を及ぼすと著名な精神科医は警鐘を鳴らす。一番早期に訪れる問題は“引きこもり”、人生最後に訪れる問題は「8050問題(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12358498907.html)」だろう。


【ツイート③】

記事「中3女子、女性講師を殴る蹴るで全治3週間 「まさかの犯行理由」に言葉を失う

「女子生徒は体育の授業中に女性講師を暴行。腕や足を数十回にわたって殴る蹴る等してケガをさせた。女子生徒は容疑を認めており『ドッジボールをしたかったのにやらなかったので腹が立った』と話している。」との記事。

「あまりに自己中」と言う指摘が一般的だろう。しかし、その生徒が発達障害でしかも自閉症スペクトラム障害(ASD)だった場合はあり得るケースである。ASDの子は“見通し”が守られる事で精神の安定を図っている。仮に、当初は体育の時間にドッジボールをする予定だったのが、講師が何らかの理由で急に中止にした場合、ASDの生徒はその講師に対して強い敵意を持つことがある。また、その時の中止の“告げ方”も上から目線で行うと、それに対しても敏感に反応してしまう。本記事には、この女子生徒がASDであるかどうかは書かれていないが、知的遅れのない発達障害の場合、健常児と外見は全く変わらないので、往々にして見逃されている場合が多い。

   通常学級での発達障害の存在が確認されて「特別支援教育」がスタートして既に10年以上経っている現在にあるなら、本来ならASDの特性を理解してその生徒への対応を考えるべきなのだが…。因みに、学校現場だけでなく、世間一般に対しても「発達障害者支援法」が平成17年から施行されている。つまり、発達障害の大人に対しても、穏やかに温かい目で接するべきなのだが…。


【ツイート④】

記事「32歳男、ホテルで小6女児の裸盗撮か 知人が紹介?

「容疑者の男は、知人から女子児童を紹介されて知り合ったという。6月下旬に女子児童が東京・調布市内で補導され、メッセージアプリのやり取り等から目次容疑者が浮上した。」との報道。

   女児はなぜ見ず知らずの男とホテルに行ってしまったのか?SNSでのやり取りもあったようで、SNSを介した性犯罪の一例である。

   この記事を見た世の親達は何を思うだろうか?軽率な行動を叱るだけでは、この女児の心の問題は解決しない。自分の心の寂しさを埋めるための“代用行為”として手を伸ばしてしまった女児への愛情(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html)が不可欠である。


【ツイート⑤】

記事「他学級の通知表持ち出し廃棄=「同僚困らせたい」教諭を停職―横浜市教委

「市教委によると、男性教諭は廃棄する前日、校内の授業研究会に出席しなかったことを女性教諭に強く指摘され腹を立てたという。」との報道。

   常識から過度に逸脱している人は、周囲から冷たい目で見られる事が多く、心の中に大きな問題を抱えている場合が多い。そのような人に強く叱責するのは得策ではない。今回のように問題を大きくするだけである。穏やかな言い方で、欠席の訳を聞いてやることから始めた方がいい。すると「この人は自分のことを受け止めてくれる人だ」と言う安心感も生まれ、その人の硬く閉ざされた心を溶かすことにもなる。


【ツイート⑥】

記事「誘拐されそうになった11歳少女、たった一つの質問で不審者を撃退

「その男は少女に『君の兄弟が大変な事故に遭ったので一緒に来てほしい』と告げた。少女が『合言葉は?』と尋ねたところ、男は答えられず、その場を立ち去ったという。」との記事。

   さあ今すぐ家族間の合言葉を決めよう!